相変わらずよく入る! 鈴木愛のパットに迫る

先週のヨコハマタイヤPRGRレディスで、早くも優勝を飾った鈴木愛。強風に苦しむ選手が続出するなか、最終日ベストスコアタイとなる68をマークし、ツアー通算10勝目を達成した。今週のTポイント×ENEOSゴルフトーナメントは、昨年優勝しており連覇&2週連続優勝がかかる。昨年の優勝時も、随所に見せた転がりのいいパッティングがそのカギを握るだろう。鈴木をジュニア時代に指導していた南秀樹コーチに、転がりのいいパットの秘密を聞いた。

アッパーに抜けて転がりがよくなります

「愛のパッティングの特長は、順回転でしっかりラインに乗る転がりのいいボールです。今週開催の茨木国際GC(大阪 府)は、いわゆるポテトチップス状のグリーン。アンジュレーションがきつく、選手たちを悩ませます。

あの転がりのよさは、どこからくるのか?それはストレート軌道にあります。開き気味に振り上げたらストレートにヘッドを出して、アッパーに振り抜きます。このときフェース面の向きを変えずにフォローを出していきます。インサイドアウトに振っているように見えますが、ローテーションをしないストレート軌道です。フェース面を変えずアッパーにボールをとらえるので、オーバースピンがかかり順回転で転がりよくラインに乗るのです」。
「ボールの赤道より上をヒットする意識です」と、鈴木はいう。アッパーに振り抜いても体の回転で振っていれば、しっかりヘッドが返ってボールをつかまえてくれる
「ボールの赤道より上をヒットする意識です」と、鈴木はいう。アッパーに振り抜いても体の回転で振っていれば、しっかりヘッドが返ってボールをつかまえてくれる 【拡大】
「アッパーに振り抜くとき注意しなければいけないのは、体の回転でボールを押すこと。体の回転で振っていれば、ヘッドはストレートに出しても自然に返ってボールをつかまえてくれるのです。要点を以下にまとめると3つ大事なポイントがあります。

・右手首の角度をキープ
・右足の粘り
・体の回転で振る

手だけでストロークしてしまうと、ヘッドがアウトサイドに抜けてボールを右に押し出してしまいます。3つのポイントを守って、しっかり体でボールを押すインパクトを意識することが大切です」。
テークバックせず、アドレスの状態からフォローだけでボールを押す練習をしよう
テークバックせず、アドレスの状態からフォローだけでボールを押す練習をしよう 【拡大】
「愛は小さなバックスイングと大きく長いアッパーなフォローでストロークしています。そのストロークをつくり上げたドリルがコレ。アドレスの姿勢からテークバックせず、フォ ローでボールを押し出す。おなかに力を入れて、体で振ってください」。

このストロークを真似すれば、思い切りのいいパットができるようになるだろう。

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