強風でオーバーパーの女子プロが続出。アンダーパーで回った選手の風対策は?

ニトリレディス第3ラウンドは台風の影響による強風が選手を苦しめた。 写真・米山聡明
ニトリレディス第3ラウンドは台風の影響による強風が選手を苦しめた。 写真・米山聡明
<ニトリレディスゴルフトーナメント3日目◇25日◇小樽カントリー倶楽部(6628ヤード・パー72)>
日本女子ツアー「ニトリレディス」の第3ラウンドは、台風の影響もあって終始風速5m/s以上の強い風が吹き、選手が苦しんだ。決勝ラウンドに進んだ巧者ばかりだがアンダーパーをマークしたのはわずかに5人。平均ストロークは75・5873と前日より1・8打以上悪くなった。ゴルフに風はつきものだが、アンダーパーで回った選手の風対策を聞いた。

強風下で4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの1アンダー、「71」をマークして、通算5アンダーで単独首位に立ったアン・ソンジュ。「風の日はフェアウェイキープして、パーオンすることだけを考える」のが鉄則だが、「最初は、逆に(大事に行こうとしすぎて)最初の数ホールはラフにいってしまった」と曲げたくないと意識しすぎてもダメ。また、風にあおられて、意図しないところにバックスイングが上がってミスショットをすることも出たという。「風の日こそ、しっかりスイングのイメージを持つことが大切」。

難コンディションの中、唯一ノーボギーでこの日のベストスコアタイとなる「70」を出した東浩子。「風とお友達になることですね」と話す。このコースは、ほとんどのホールで横からの風が吹く。「ボールが風に流されることを前提に、風が吹いている方にしっかり自分の球を打つことが大事です。どれぐらい流されるかイメージするのが大事です。私はドローヒッターなので、左からの風にぶつけるように喧嘩をさせると飛ばなくなるので、左からの風の場合はストレートに近い球筋で狙います。多少ミスをしても風で戻ってきてくれるので、横風は安心感もあります」と目標地点まで風に運んでもらう“友達感覚”を持つと風と仲良くなれる。また、スイングにも影響が出やすいと。「切り返しが早くなって振り遅れたりしてジャスミートしにくい。りやすいので、トップで間を持つ意識があるといいと思います」。

「71」で回った岩橋里衣は「風は好きです」ときっぱり言い切る。「もともと風の影響を受けにくい球質なんです。でも今日ぐらいの強い風が吹くとさすがに影響を受けるので、風に流されることを考えて目標をズラします。そして、狙ったところにしっかり振り抜くことだけを気をつけます」。ピンと違うところに向かって打つことになるが、それでも決めた目標に振り抜く気持ちがポイントという。

強風の中。好スコアをマークした選手たちの話しを総合すると、まず風の向きを把握して、風に運んでもらう狙い方をする。そして、スイングのリズムが狂いやすいのでリズムに注意しながら、目標がピンでなくてもそこに向かって振り抜くことが風対策のカギとなりそうだ。

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