KKT杯バンテリンレディスオープン

国内女子

KKT杯バンテリンレディス最終日、地元熊本県勢の思い

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 山下 美夢有 -6 -14
2T 小祝 さくら -3 -9
2T 古江 彩佳 E -9
4T @竹田 麗央 +1 -7
4T 吉田 優利 +2 -7
6T テレサ・ルー -4 -6
6T 堀 琴音 -2 -6
6T 笠 りつ子 +1 -6
9T イ・ミニョン -1 -5
9T 酒井 美紀 -1 -5
 新型コロナウイルス感染拡大のため昨年は中止となったKTT杯バンテリンレディスは、19歳の山下美夢有が7バーディ1ボギーの66でラウンドし、トータル14アンダーのトーナメントレコードで初優勝した。


 平成28年熊本大地震から5年が経ち、シンボル熊本城の天守閣の外観が復旧するなど徐々に復興してきてはいるが、いまだに(3月末現在)418人が仮設住宅で暮らすなど、復旧途上となっている。そんな中、熊本県出身勢が無観客でテレビ越しとはいえ、復興への思いをプレーで見せてくれた。


アマチュアの武田麗央さんがベストアマを獲得!

 熊本勢の最高位は、アマチュアの竹田麗央さん。元賞金女王の平瀬真由美の姪っ子だ。2日目にトーナメントコースレコードタイ記録の65をマークしたが、最終日にスコアを伸ばせず4位タイ(7アンダー)でフィニッシュ。アマチュア優勝には手が届かなかったが、ベストアマを獲得した。


会見では、
「初日はアンダーで回れて、昨日(2日目)は65を出すことができたのは自信になりました。今日は60台を出すことを目標にしていましたが、風で思うようにならなかったです。(持ち味の)ドライバーは全体的に安定していたので、これからプロテスト(今秋受験予定)に向けて、もっと飛距離を伸ばしつつ、アプローチをもっと練習して、大事な最終日もスコアを伸ばせるようにしたいです」と、ハキハキと話してくれた。


 その他の熊本県出身勢は、笠りつ子は6位タイ(6アンダー)、上田桃子は16位タイ(3アンダー)、有村智恵は23位タイ(2アンダー)、大里桃子と小貫麗は48位タイ(4オーバー)で本大会を終えた。

上田桃子は、
「流れを作るうえで大事なホールでボギーを打ってしまって……。前半戦の第一目標がこの(地元・熊本の)大会なので、調子を上げてこれなかったので悔しいです。なんとか頑張って(無観客試合だから)来ることができない方にも届くようにと心掛けてはいたんですけど、頑張りたい気持ちと自分でできている部分にギャップがありました。(前日会見で話した)『この1打(を見てほしい)』が出せなかったので、来年は必ず見せられるよう頑張ります」と、悔しそうにコメントしつつ、来年のリベンジを誓っていた。


有村智恵も
「パットが入らず、気持ちが折れそうになりましたが、最後の最後で長いのが入って報われた感じがします」と最終日のプレーを振り返りつつ、2年ぶりの大会が無観客の開催だったことについて「地元のギャラリーの歓声を受けたかったので、無観客はさみしいですね」と、話す。地元の声援が自分の力になり、それが巡って地元へ勇気を伝えられる、ということだろう。


笠りつ子は
「後半スコアを落としたのが悔しいですね。今年は無観客だったので、来年は地元のギャラリーさんの前でプレーする姿をお見せしたいです」と、やはり直接自分のプレーを見てもらうことが、被災した方に一番の勇気を与えられると感じていた。


コロナ禍で復興がままならないところがある。そんな中での地元勢熱いプレーは、優勝こそならなかったが、被災した方々への思いは伝わったに違いない。


(写真・鈴木祥、文・和田泰史)




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