ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

国内女子

1年3カ月ぶりの有観客試合。選手たちは何を感じた?

1年3カ月ぶりに有観客試合となったダイキンオーキッドレディス。ファンも選手も待ちに待った光景だ(撮影・村上航)
1年3カ月ぶりに有観客試合となったダイキンオーキッドレディス。ファンも選手も待ちに待った光景だ(撮影・村上航)
コロナ禍で2020年と21年を1シーズンに統合した国内女子ツアー。21年の初戦となったダイキンオーキッドレディスでは、1年3カ月ぶりに有観客で開催されている。感染拡大防止の観点から1日の入場人数は1000人までとしており、連日850人を超えるギャラリーが詰めかけている。地元、沖縄県や全国のゴルフファンをはじめ、1年間、生で観戦できなかった家族や関係者も、“ようやく”といった表情でトーナメントを満喫している。

有観客を待っていたのはファンだけではない。選手たちも同感である。
プロ16年目の上田桃子は、「(開幕前日から)ワクワクしていて、久しぶりの感覚でした。ギャラリーが入ったことで緊張感をすごく持った中での開幕で、『あー、これこれ』という毎年ある開幕の緊張感を味わえました。私たちはギャラリーがいる中でプレーできる喜びを感じられて楽しかったです」と、毎年の開幕の緊張感、ギャラリーの前でプレーする喜びをかみしめた。

前回大会覇者の比嘉真美子は、「ギャラリーの方たちが入ってくれてこそ、100パーセントトーナメントが成り立つというか、完成というような感覚をすごく感じていて、声援があると自分の力以上のプラスアルファの何か後押ししてくれると感じました。ギャラリーの方に声をかけられて、すごく楽しかったです」と、通常のトーナメントに近づいたことを喜ぶ。

一番人気を集めて多くのギャラリーに見守られた渋野日向子は、「スタートホールに行くまでのお客さんだったり、いいショットを打ったときの拍手だったり、そういうのはすごいことなんだなと、改めて感じました。見に来てくれる人がいて、自分も楽しめるんだなと。1年間無観客でやって、体験するとお客さんがいないと本領発揮できないのかなと思いました」とギャラリーの存在の大切さを身に染みて感じた。

また第3ラウンドの13番(パー3)でプロ初のホールインワンを達成した永峰咲希は、有観客ならではの良さを感じた。「ピンに筋って飛んでくれて、いい感じに乗ったと思っていましたが、ちょうど雨が降ってきてかすんでいたので、はっきり見えなかったのですが、グリーン周りのギャラリーの方から『入った!』という声で分かり、びっくりしました。リアクションがあると嬉しいですね」。無観客であればグリーンに到達するまで分からなかったが、ギャラリーと喜びを共感できた。

有観客にあたりコース内では、大声での声援や選手にサインをもらうなどの行為を禁止。ギャラリー整理のスタッフは“お静かに”のボードに加えて、“距離をとりましょう”というボードも掲げたり、ギャラリースタンドは間隔を開け、ギャラリーバス1台に乗る人数を制限するなど、ソーシャルディスタンスを保つなど感染防止対策を行っている。2戦目以降は早々に無観客を決める大会も多いが、主催者や大会関係者の尽力により有観客が実現した。ギャラリーがあってのプロスポーツ。あらためて感じるところである。4戦目のアクサレディスは、観客動員については検討中である。多くの大会で有観客となることを願いたい。

 

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