富士通レディース

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雨ニモマケズ寒サニモマケズ 淺井咲希が先週のリベンジへ首位浮上

大粒の雨が降るラウンドも得意 淺井咲希が首位に浮上した 富士通レディース(2020)(2日目) 写真・米山聡明
大粒の雨が降るラウンドも得意 淺井咲希が首位に浮上した 富士通レディース(2020)(2日目) 写真・米山聡明

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 淺井 咲希 -5 -5
2 申 ジエ -2 -4
3 ペ・ソンウ +1 -3
4T 脇元 華 -3 -2
4T 全 美貞 -1 -2
4T 稲見 萌寧 +1 -2
7T 石川 明日香 -1 E
7T 西村 優菜 -1 E
7T 安田 彩乃 +2 E
7T 柏原 明日架 +2 E
<富士通レディース 2日目◇17日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6659ヤード・パー72>

多くの選手がラウンド後「寒い」と言った初日よりも、さらに冷え込む12.6度という気温のなか行われた2日目。前日は半袖のウェアでプレーすることもあった淺井咲希も、さすがにレインウェアを着込み、それでも「長かった…」とポツリつぶやくほどの一日となった。だがゴルフは6バーディ・1ボギーの「67」と快調に飛ばし、この日のベストスコアをマーク。トータル5アンダーの単独首位に浮上した。

強い雨風に多くの選手が苦戦するなか、淺井は4番で10mを沈めるなど前半だけで4バーディを奪取。後半は「寒すぎて手がかじかんだままでした」とパーが続く展開から、15番で1mのパットがカップでくるんと回りこの日最初のボギー。ここで悪い流れに傾きかけたが、直後の16番で3mを沈めるバウンスバックでそれを断ち切った。さらに17番でも1つ伸ばすと、最終ホールも20m超をしっかり2パットで決めてパーセーブ。「最後を2パットでおさめられたら120点だと思っていた。いいラウンドでした」と笑顔のホールアウトとなった。

この悪天候も“おあつらえ向き”の展開だった。2位タイとなった先週の「スタンレーレディス」など、昔からなぜか雨の日はスコアがいい。「きょうの最後5ホールくらいはバタバタで順番が来たら打っているような感じでした。自分のスコアが分からないくらい。でも、余計なことを考えずにシンプルにゴルフができていた」と否が応でも目の前の1打に集中できる環境がいいらしい。さらに「合羽を着ていると振り切れないのでいつもよりドローがかからない。その分、ストレートで狙っていきました。無理をしないマネジメントも良かった」と、この日も良いジンクスは健在だった。

さらに言えば、寒さ自体もそこまで苦にならないという。「私はどちらかと言えば暑がりなので、みんなが言うよりはマシだと思う。昨日も半袖でしたしね(笑)」。この日も「できるだけ合羽を着たくないのでインナーを多く着てカイロを持ちました」と最後は、そのレインウェアのそでを外してプレーする場面も。寒さに対するアドバンテージは順位にはっきりと表れている。

そのスタンレーでは、プレーオフで稲見萌寧に敗れて優勝を逃した。「パターさえ決めれば優勝できると思いました。先週はその決めどころのパットを決められなかった」と詰めの甘さを感じた。その反省を生かし、この日は「きょうの後半は意識しました。ボギーが先に来ましたが、すぐにバーディも獲れましたし、成長していると思います」と早くも修正に成功した。

今の女子ツアーは、笹生優花が優勝した「ニトリレディス」から6戦連続で「ツアー1勝」の選手が優勝中。昨年の「CAT Ladies」以来となる2勝目を目指す淺井もこれに当てはまる。それでも「今は調子が良くないので、優勝というよりも取り組んでいることへの収穫を増やしたい。欲張らずにアンダーで回れるように頑張りたい」と無欲を強調する。だが、最終日の天気予報も曇り一時雨。2つ目のタイトルへ、強い追い風が吹いていることは間違いない。(文・秋田義和)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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