日本女子オープンゴルフ選手権

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原英莉花が“フェアウェイキープ率100%”で好発進 クラブ変更も奏功「こんなに気持ちよく打っていいの?」

原英莉花は新投入のアイアンも絶好調で3位発進 日本女子オープン(2020)(初日) 写真・岩本芳弘
原英莉花は新投入のアイアンも絶好調で3位発進 日本女子オープン(2020)(初日) 写真・岩本芳弘

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 イ ナリ -8 -8
2 小祝 さくら -6 -6
3T 上田 桃子 -4 -4
3T 原 英莉花 -4 -4
5 木下 彩 -3 -3
5 吉本 ここね -3 -3
5 高橋 彩華 -3 -3
5 田中 瑞希 -3 -3
9T 野澤 真央 -2 -2
9T 穴井 詩 -2 -2
<日本女子オープン 初日◇1日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>

いよいよ幕を開けた女子ゴルファー日本一決定戦で、原英莉花が4アンダー・3位タイと好発進を切った。「ジュニア時代から最高峰の大会だと思っていた」と強く意識するタイトル獲得に向け、いい形で初日を終えた。

序盤から飛ばした。スタートホールとなった10番パー4で、残り15ヤードのアプローチを直接決める“おはようチップインバーディ”を奪うと、11、12番でもチャンスを沈め3ホール連続でスコアを伸ばした。この時は、早朝から続く「食中毒になったかと思った。10番のティショットは覚えていないくらい」というほどの原因不明の腹痛に耐えながらのプレーを強いられたが、なんとか歯を食いしばりながらスコアを作った。

幸運にも、12番をプレーしている時にこれが回復。13番ではボギーを喫したものの、そこからさらに調子を上げて、15番パー5からは4連続バーディを記録した。16番パー4では11mをねじ込み、さらにアゲンストの風が吹く池越えの難関18番パー4では「きょうイチでした」という8mの下りのフックラインを沈める好調ぶり。ハーフ「30」と好ラウンドを続けた。

しかし「期待感をもってプレーしていた」とロケットスタートを切ったラウンドだったが、そこからはガマンの展開に。後半開始直後の1番パー5の2オン3パットで「パーだけどボギーみたいな気持ちになった」と流れを止めると、ここからパタリとバーディが止まった。さらに終盤の7、9番では1つずつスコアをロス。トップと4打差でのホールアウトとなった。

前半に比べ後半は伸ばしあぐねる1日になってしまったが、それでも決して尾を引かずに2日目を迎えられそうだ。それは、ショット面が上出来だったから。フェアウェイキープ率は「チョーひさしぶりです」という100%をマーク。「こんなに気持ちよくティショット打っていいの?」と感触もバッチリだ。

このショットの状態のよさを、クラブも後押しした。本大会から、ここまでバッグインしてきた4番ウッドを抜いて、今季開幕戦の「アース・モンダミンカップ」以来となる3番ウッドを再投入した。「これまでパー5でグリーンが狙えないのがストレスだった。ここを全部獲るぞという気持ちで、ハザードも気にせず狙おうと思って」とその理由を話すように、前半2つあったパー5でともにバーディを奪った。

さらにアイアンも、契約するミズノの「JPX921ホットメタル」に変更。師匠のジャンボこと尾崎将司からシャフトを譲り受けたことがきっかけで替えたアイアンで、それまで175ヤードだった5番の距離が180ヤードに伸びた。これに伴い5番ユーティリティをアウト。「自分的に、すごく気持ちいいスペック」というクラブセッティングが完成した。

“日本女子オープン”というタイトルには、「ジュニアの頃から、自分が出る権利を持つ最高峰の大会だと思ってきた。これで6回目の出場ですが、ずっと目指してきた場所。勝ちたい気持ちはすごいある」と特別な感情も持つ。トップとの差は開いたが、まだ初日を終えたばかり。焦る必要はまったくない。

「コースはすごく好き。特にインコースが好きなので、そこで伸ばしてアウトで耐えていきたい。明日も風をジャッジしながら、フェアウェイキープできるように頑張りたいです」。好調なショット、そしてお気に入りのクラブたちも駆使して、福岡で日本一の称号を目指していく。(文・間宮輝憲)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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