ニトリレディスゴルフトーナメント

国内女子

雨の小樽は“2人きりの世界”に 笹生優花VS小祝さくら、し烈な優勝争いを振り返る

難コンディションの小樽で激闘をくり広げた笹生優花(左)と小祝さくら ニトリレディスゴルフトーナメント(2020)(最終日) 写真・村上航
難コンディションの小樽で激闘をくり広げた笹生優花(左)と小祝さくら ニトリレディスゴルフトーナメント(2020)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 笹生 優花 -1 -13
2 小祝 さくら E -11
3T 三ヶ島 かな -1 -3
3T 李 知姫 +2 -3
3T 濱田 茉優 +4 -3
6T 永峰 咲希 +1 -2
6T 大山 志保 +2 -2
6T 有村 智恵 +4 -2
9T @小倉 彩愛 +1 -1
9T 西村 優菜 +2 -1
<ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日◇30日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

肌を焦がすような日差しで、汗をかきながらのプレーとなった予選ラウンド2日間から一転、早朝から強い雨が降り、さらに気温16.7度と一気に冷え込んだ最終日の小樽カントリー倶楽部。ここで最終的に優勝した19歳の“スーパールーキー”と、22歳の“黄金世代”が激しい一騎打ちを繰り広げた。

コースコンディション不良により、当初の予定から3時間30分遅れのスタートがとなった最終ラウンドは、国内女子ツアーでは初となる『セカンドカット』が適用され、出場選手が62人から34人に急遽絞り込まれる異例の幕開けとなった。

そんななか最終組でコースに出たのは、トータル12アンダーのトップ・笹生優花と、それを1打差で追う地元出身のホステスプロ・小祝さくら。さらに4打差のアマチュア高校生・六車日那乃(むぐるま・ひなの)という平均年齢19.6歳の若い3人だった。

だが2番パー4で六車、さらにこちらも4打差から初優勝を目指した1組前の吉本ひかるが、池ポチャからともにトリプルボギー。ここから優勝争いは笹生、小祝の2人の争いになった。この2番では笹生も、セカンドショットを池に落としダブルボギー。ここでトータル10アンダーに落とすと、きっちりパーを奪った小祝が、ここで逆に1打差をつけて単独トップに立った。

ここからは、お互いが“獲っては獲り返す”展開となったが、笹生は「楽しかった。(小祝が)優しかったですし会話しながらラウンドしていました。苦しいというより楽しかったですね」と振り返る。

直前のダボに対し「ゴルフなのでそういうこともある。次頑張ろう」と切り替えた笹生は、3番で再び追いつく。すると6番では笹生が2mを決めるバーディを奪い、ここで1打のリードがついた。その後の7番、9番ではともにバーディパットを決め、少しの時間、この差が縮まることも広がることもなかった。この最終組が前半を終えた時点で、笹生14アンダー、小祝13アンダー。一方、3位グループは6アンダーと、雨の小樽CCは“2人だけの世界”になった。

そしてともに11番をボギーとした後の12番パー3で、1打差の関係が崩れる。ティショットをラフに入れた笹生だったが、続く19ヤードのアプローチを直接決めるチップインバーディ。小祝がパーだったため、笹生14アンダー、小祝12アンダーとその差は『2』となった。

この後、小祝は14番パー4での1.5mなどでチャンスにつけるもパットがわずかに外れて、差をつめることができず。さらにグリーン右手前に池が配置される難関16番で、小祝が2mのパーパットを外したことで3打まで差は広がった。17番で再び2打差になるが、勝負あり。涼しい顔で、「相手に先に入れられたりすると、自分も入れなくちゃという気持ちになるが、それを意識してもパターは入らないと思う。自分のルーティン、しなくちゃいけないことに集中した」と微妙な距離のパットを沈め続けた笹生が逃げ切り、2戦連続優勝をつかんだ。

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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