LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

国内女子

渋野日向子は女王争い敗れるも「悔いは全くない!」 それ以上に感謝の気持ちを何度も口に

鈴木愛(左)との女王争いに敗れても悔いなし 渋野日向子は周囲への感謝の思いを言葉にした LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(2019)(最終日) 写真・村上航
鈴木愛(左)との女王争いに敗れても悔いなし 渋野日向子は周囲への感謝の思いを言葉にした LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(2019)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 ペ・ソンウ -5 -11
2T 古江 彩佳 -3 -7
2T 渋野 日向子 -2 -7
4 河本 結 -5 -6
5T 鈴木 愛 -4 -5
5T イ・ボミ +2 -5
7T 申 ジエ -4 -4
7T ペ・ヒギョン -1 -4
7T 岡山 絵里 -1 -4
10T 比嘉 真美子 -3 -3
<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇1日◇宮崎CC(宮崎県)◇6535ヤード・パー72)>

女王戴冠の条件は最低でも単独2位以上。渋野日向子は、そこにあと一歩まで迫りながらも賞金女王を逃した。それでも「(獲れなかった)悔しさは全くありません!」と言い切った。

開幕前から「100の内10くらいしか賞金女王のことは考えていない」という頭のなかを示し、「応援してくれた人たちのために頑張りたい」と話していた渋野。その気持ちは72ホールを終えても変わらなかった。「シードを狙っていた年に、賞金ランクで2位になれるのは、ほんとうに予想外。ここまで結果が出たのもビックリですけど、『1年間よく頑張ったね』って神様が与えてくれたのかなとも思う。でも『まだ1位になるには早い』という試練も与えてくれた。足りない部分は多いので、頑張ろうと思わせてくれる2位ですね」。サバサバとした表情で、こう話した。

悔しさやうれしさ。それ以上に何度も口にしたのが感謝の気持ちだった。元々礼儀正しい選手だったが、シーズン最後の舞台では特にハッキリと言葉に出した。

「この1年間で優勝を何度もして、全英も勝てた。でもこれは自分1人の力では絶対にありません。たくさんの人に支えられたからできたこと。今まで以上に感謝の気持ちが芽生えました。そういうことが分かったことも、この1年の財産だと思います」

試合後の会見では「応援してくれる人」、「感謝」、「支えられた」。そういった単語が何度も飛び出した。それは「全英AIG女子オープン」ではキャディも務めてくれた青木翔コーチに対しても、もちろん同じ気持ちだ。

「私がここまでの選手になれたのは青木さんに出会ったから。たくさんのことを教えてもらえたから今の自分があります。ありがとうございます、という気持ちしかないです」

ここまで感謝を口にするようになったのは「伊藤園レディス」で予選落ちを喫してからだ。母・伸子さんはいう。「予選落ちでみなさんに支えられているということを改めて思い出したのだと思います。考える時間ができたので」。こうして迎えた「大王製紙エリエールレディス」では、「今週は“自分のため”ではなく“応援をしてくれる人たちのため”に頑張ろう」という気持ちで優勝し、それが明確になった。

会見場を後にするときも深々と「ありがとうございました」と頭を下げて退席した渋野。激動の1年を経ても、変わらない気持ちとともに今年最後の試合を締めくくった。(文・秋田義和)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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