日本女子オープンゴルフ選手権

国内女子

畑岡奈紗が同一年で日本タイトルダブル制覇 メジャー通算6戦で4勝目の離れ業

畑岡奈紗が偉業達成! 日本女子オープンゴルフ選手権(2019)(最終日) 写真・村上航
畑岡奈紗が偉業達成! 日本女子オープンゴルフ選手権(2019)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 畑岡 奈紗 -3 -18
2T 岡山 絵里 -2 -14
2T ユ・ソヨン -1 -14
2T 大里 桃子 +1 -14
5T 高橋 彩華 -4 -10
5T ペ・ヒギョン +1 -10
7 渋野 日向子 E -9
8 テレサ・ルー -1 -7
9T 田中 瑞希 -1 -6
9T 松田 鈴英 E -6
<日本女子オープンゴルフ選手権 最終日◇6日◇COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース(三重県)◇6479ヤード・パー72>

日本のエースの強さは別格だった。首位タイからスタートした畑岡奈紗が最終日もスコアを伸ばし、トータル8アンダー、2位に4打差をつけて、9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」に続く国内メジャー連勝を達成。本大会は2016、17年に続く3度目の制覇となった。

首位タイからスタートした畑岡にもプレッシャーはのしかかる。3番から連続ボギーを叩いたが、「風も強いし、みんな大変。どうしたら立て直せるか考えて、落ち着かせようとしました」と、すぐさま自分を取り戻し、その後は6バーディを奪い、60台の選手が4人しかいない難条件で「69」をマーク。終わってみれば日本女子プロの8打差勝利には及ばなかったが、圧巻の勝利といっていい内容だった。

今季は年頭から海外メジャー制覇を目標に掲げたが、5戦中3戦で予選落ち。「気負いすぎていた」うえに、「全英で日向子ちゃんが勝って、最初は勇気をもらいましたが、あとから悔しさが出てきました」と、闘争本能がさらにパワーアップ。国内メジャー2連勝を果たし、出場4試合で賞金ランキングも9位と、圧倒的な存在感を示している。

今回はメジャー連勝に加え、最年少メジャー4勝目という金字塔も打ち立てた。20歳266日という若さでの偉業もそうだが、驚くべきは、アマチュア時代に国内ツアー初出場を果たし、優勝争いを繰り広げた2015年11月の「樋口久子Pontaレディス」以来、国内ツアー出場わずか24試合で、6勝を挙げていることだ。メジャー大会には通算6試合出場で4勝目。輝かしい勝率はまさに離れ業のレベルだ。

そんな“勝ち癖”をつけて意識が深まるのが東京五輪。「この勝利でオリンピックも近づいた。来年までにいい準備ができたらいいなと思う」。世界ランキングも現在の6位からさらに浮上するとみられ、日本人1番手の座をグッと近づけた。

米国で1勝、国内で2勝を果たした今季は、残り4戦を予定。国内で行われる「TOTOジャパンクラシック」などのアジアシリー3戦と最終戦の「CMEグループ・ツアー選手権」を残し、「あと2勝はしたい」と乗りに乗っているいま、鼻息は荒い。

樋口久子以来、42年ぶりに同一年での「日本女子プロ選手権」と「日本女子オープン」の2冠を獲得。これで期待が膨らむのが、国内4メジャー全制覇のグランドスラム達成。「サロンパスは地元ですし、小さい頃から見ていた大会なので勝ちたいです。リコーは出たい気持ちはありますが、米ツアーもあるので、スケジュールを調整して考えたい」と、早ければ来年の春には記録を打ち立てる可能性も出てきた。

「やっと終わったんだな」。最終ホールのバーディパットを決めてしみじみと思ったという畑岡。見据える世界一への道のりがグッと近づく、4度目の日本一に最高の笑顔がはじけた。(文・高桑均)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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