ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント

国内女子

“100万円パター”で決めた16番の20m イ・ミニョンが黄金世代へのリベンジに成功

ニューパターは100万円 ミニョンが今季2勝目 ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント(2019)(最終日) 写真・鈴木祥
ニューパターは100万円 ミニョンが今季2勝目 ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント(2019)(最終日) 写真・鈴木祥

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 イ・ミニョン -4 -16
2T 淺井 咲希 -4 -15
2T 申 ジエ -3 -15
4 高橋 彩華 -5 -14
5T 岡山 絵里 -5 -13
5T イ ナリ -3 -13
7T 武尾 咲希 -7 -11
7T 森田 遥 -5 -11
7T 黄 アルム -4 -11
7T アン・ソンジュ -3 -11
<ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント 最終日◇8日◇GOLF5カントリーサニーフィールド(茨城県)◇6380ヤード・パー72>

トップタイからスタートしたイ・ミニョン(韓国)が、最終日に「68」をマーク。トータル16アンダーで、申ジエ(韓国)、淺井咲希らとの激しい争いを制し今季2勝目、通算5勝目を挙げた。

勝負を決めたのが、淺井とトータル15アンダーで並んでいた16番パー4だった。バンカーからのセカンドショットは、「20mくらいに感じました」とピンから離れた位置へ。ティショットをミスしたこともあり「ここは勝負どころではない。3人(一緒に回った淺井、ジエ)パーで上がるだろう」と、2パットで良しという気持ちでバーディパットを放った。しかし、これがラインに乗ってグングンとカップ方向に転がる。そのままボールはカップに吸い込まれ、「信じられない」と呆然とした。

そのロングパットを決めた時に握られていたのは、今週から投入した『スコッティキャメロン T2 GSS Tour 350 プロトタイプ』だ。「北海道meijiカップ」の週に注文したものが、今週の水曜日にようやく手元に到着。テストも兼ねてプロアマで使用すると、即バッグインした。「周りの人から高額だと聞いて、誰かに持っていかれないか心配でした(笑)」。普通に手に入れようとすると100万円以上する高級パターが、ここぞの場で大仕事を果たした。

今季初勝利をあげた「ほけんの窓口レディース」では、同じスコッティキャメロンながらマレット型の『GOLO 5Rプロトタイプ』を使用。長年ピン型を使用していたが、「マレット型はショートパットを打つのが楽なので」と、ここまではそれをバッグに入れてきた。しかし、「もともと見た目はピン型が好きだし、トライしてみよう」と変更を決断。大会中には「ピンタイプの方がロングパットの距離感は合わせやすいですね」と言っていたが、まさにその通りの結果となった。

淺井のほか、この日は黄金世代の高橋彩華も後を追ってきて、緊迫のラウンドは最後まで続いた。優勝後の会見では「黄金世代は強いですね。今年たくさん優勝しているので、一緒に回ると難しい戦いになるだろうと思いながらプレーしていました」と大きな脅威に感じていた。「資生堂 アネッサ レディス」では渋野日向子にプレーオフのすえ敗れ、「サマンサタバサ レディース」では小祝さくらとの優勝争いで競り負けた。その世代への“リベンジ”には成功したが、やはり印象は強烈だ。

「次はメジャータイトルを獲りたいですね。今週の優勝で来週(日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯)は自信を持って臨めるのではと思います。あとはリキみ過ぎないように」。勢いに乗って、27歳の最強ショットメーカーが、次週の会場がある兵庫県へと向かっていく。(文・間宮輝憲)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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