資生堂 アネッサ レディスオープン

国内女子

取り戻した自分のスタイル 永井花奈を変えた“予選落ちした翌日”のアドバイス

9番でバーディ奪取直後の永井花奈 資生堂 アネッサ レディスオープン(2019)(2日目) 写真・米山聡明
9番でバーディ奪取直後の永井花奈 資生堂 アネッサ レディスオープン(2019)(2日目) 写真・米山聡明

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 ペ・ヒギョン -4 -10
2T イ・ミニョン -5 -8
2T キム・ハヌル -3 -8
2T 永井 花奈 -7 -8
5 稲見 萌寧 -2 -7
6T 河本 結 -5 -6
6T 菅沼 菜々 -5 -6
6T 林 菜乃子 -3 -6
6T 岡山 絵里 -5 -6
10T 全 美貞 -5 -5
<資生堂 アネッサ レディスオープン 2日目◇5日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6513ヤード・パー72>

前日の荒天から一転、雨も降らず風も穏やかな天候となった「資生堂 アネッサ レディス」2日目。永井花奈がこの日のベストスコアとなる「65」を叩きだし、21位タイから一気にトータル8アンダーの2位タイに浮上した。

パッティングがおもしろいように決まった。インから出て最初のバーディとなった12番の5mを皮切りに、16番で3m、折り返しての2番で6m、4番、5番はともに5m、さらには7番で7mのバーディパットを沈めるなど、長いパットを次々に決めて上位進出を果たした。

そのパターは、辻村明志コーチの進言で戻したPINGの「Scottsdale TR Putter Senita」。辻村氏が「KKT杯バンテリンレディス」でキャディを務めた際に使用していたものだが、その後、重たいグリーンに対応するために別のパターを使用。それを先週の「アース・モンダミンカップ」で予選落ちした土曜日にコースに練習に来た際に、「あのときいい転がりをしていたパターのほうがいいんじゃない?コロコロ替えずに長く使ってみたら?」といわれて再度スイッチ。「今日はしっかりラインを決めて、そこに打ち出せました」と猛チャージの原動力となった。

それ以上に永井が「特に良かった」と語ったのがアイアンショット。「先週とは全然違う」という仕上がりも、先週の土曜日にコーチから受けたアドバイスがきっかけだった。「持ち味はウェッジショット3本とユーティリティ3本でしょ?」(辻村氏)。今季から辻村氏に師事してからドライバーショットの飛距離にこだわって、ヘッドスピードを上げるべく取り組んでいたが、そのため本来の持ち味の磨きがおろそかになっていた。

そこでまず、100ヤード以内のショットを改めて磨いた。「できる、できないは別にしてウェッジショットを1ヤード刻みで練習しました。それも低い球などいろいろなバリエーションです。コーチからは“前後一歩以外はミス。そこまで突き詰めてやれ”といわれた」。決勝ラウンドに進んだ選手を尻目にひたすら打った。この日の最終9番では、残り105ヤードからピッチングウェッジで1mにつけてバーディ締め。練習の成果は、満面の笑みでのフィニッシュにつながった。

思わぬ副産物もあった。「ウェッジの練習をして、アイアンも打ちたいように打てるようになってきました。ライン出しのショットもいい感じでした。今日は本当に良かったと思います」とウェッジの向上とともに、上の番手の精度も上がってきた。

コーチ、そしてトレーナーをつけて半年が過ぎた。「成長をしている実感はありますが、まだ付いたパワーやスイングスピードを制御できていないところもあります。前半戦ダメだったところもあったけど、サボっていたわけでないですし、悪かったところも許容範囲です」と試行錯誤を繰り返している段階。ここがハマってくれば、さらに上に行ける手応えもある。

2週連続の4日間大会となっているが、「予選落ちが続いているので疲れもないです(笑)」と体調も問題ない。自分のスタイルを取り戻した22歳は、取材が終わるとコーチ、トレーナーとともに練習場へと足早に向かっていった。

(文・秋田義和)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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