ニチレイレディス

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鈴木愛、2週連続優勝&連覇達成で賞金ランクトップに プランどおりのゲーム運びでPO制す!

ダブルピース! 連覇&2週連続優勝を果たした鈴木愛 ニチレイレディス(2019)(最終日) 写真・福田文平
ダブルピース! 連覇&2週連続優勝を果たした鈴木愛 ニチレイレディス(2019)(最終日) 写真・福田文平

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 鈴木 愛 -2 -9
2 高橋 彩華 E -9
3T 小祝 さくら -4 -7
3T 河本 結 -3 -7
3T 三ヶ島 かな -2 -7
3T 比嘉 真美子 +1 -7
7T 下川めぐみ -4 -6
7T 渋野 日向子 -4 -6
7T 福山 恵梨 +1 -6
10T 原 英莉花 -1 -5
<ニチレイレディス 最終日◇23日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6548ヤード・パー72>

あらためて鈴木愛の強さが際立った3日間だった。前週の「宮里藍 サントリーレディス」では、左足首痛を抱えながらも最終日に27ホールを戦い、優勝を手にしたが、その代償は小さくなかった。大会翌日に検査にいくと、「骨と骨の間が詰まり、炎症を起こしているといわれました」と鈴木。トレーナーのマッサージを受けたり、練習量を減らすことで、なんとか初日を迎えられたという。ただ、そんな状況にもかかわらず、2日目を終えた時点で首位と2打差の3位タイにつけるところが、鈴木のしぶとさだ。

最終日は、前週優勝争いをした比嘉真美子、そして黄金世代の高橋彩華との争いになったが、スタート前から描いていたゲームプランは崩そうとしなかった。「アウトは無理をせず、ピンの手前に乗せるつもりで攻め、後半のインに入ってから、相手が嫌がるプレーをしようと決めていました」。相手の嫌がる攻めとは、どんどんピンをデッドに狙っていくことだが、当然、その代償もある。たとえば、ピンが左のエッジ近くに立っている場合、グリーン左に外すと、アプローチが難しくなる。ボギーの確率が高くなるのだ。

11番パー3では、まさにその状況だった。ピンが左から3ヤードの位置に立っている。安全に攻めるならグリーン中央だが、「逃げてグリーンに乗せるだけなら優勝はできない。攻める気持ちを大切にしよう」と決め、果敢にピンを狙った。結果的にグリーン左に外し、アプローチもピンを3mオーバーする。しかし、そのパーパットを沈めたことで、逆に試合の流れを引き寄せることができたという。

「後半はバーディチャンスも多かったので、いいゴルフができていたと思います。たとえ入らなくても、我慢していればチャンスがくると信じてラウンドしていました」

目の前の一打に集中し続けた結果、ついに報われるときがやってきた。最終18番パー5だ。本戦、プレーオフ1ホール目、ともに7番ウッドで第2打を放ち、グリーンをとらえることができた。どちらも2パットのバーディを奪い、勝利を手にした。「相手にイーグルを取られたら仕方がないという気持ちで打ちました。乗れば2パットではホールアウトできると思っていましたが、実現できたところが成長したところだと思います」

これで大会連覇、2週連続優勝を達成。賞金ランキングも申ジエ(韓国)を抜き、トップに躍り出た。「今まで経験のなかった2週連続優勝を達成できたことはうれしいですね。あとは、海外の試合でも結果を残せるようにがんばりたい」。07年の全美貞(韓国)以来、2人目となる3週連続優勝も期待されるが、「まだ左足首も痛いですし、まずは疲れをとることに集中したいです」と笑う鈴木。そう言いながらも、その目はすでに次の勝利へ向けられていた。(文・山西英希)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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