フジサンケイレディスクラシック

国内女子

今年も初優勝者誕生なるか? 単独トップ・吉本ひかるの活躍に親友たちも奮起&エール

20歳・吉本ひかる 川奈の歴史に名を刻むか フジサンケイレディスクラシック(2019)(2日目) 写真・佐々木啓
20歳・吉本ひかる 川奈の歴史に名を刻むか フジサンケイレディスクラシック(2019)(2日目) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 吉本 ひかる -5 -7
2T 上田 桃子 -4 -5
2T 大江 香織 -3 -5
4T ペ・ヒギョン -3 -3
4T 藤田 光里 -3 -3
4T 勝 みなみ -1 -3
7T 鈴木 愛 -3 -2
7T 渋野 日向子 -2 -2
7T 新垣 比菜 E -2
7T 成田 美寿々 E -2
<フジサンケイレディスクラシック 2日目◇27日◇川奈ホテルゴルフコース富士コース(静岡県)◇6376ヤード・パー71>

川奈で9人目の初優勝者誕生となるか? 20歳の吉本ひかるが、5バーディ・ノーボギーで、この日ベストスコアとなる「66」をマーク。トータル7アンダーまで伸ばし、後続に2打差をつける単独トップで最終日に向かう。

スタート直後の1番。残り114ヤードのセカンドを2mにつけバーディ発進すると、その後も最近の好調ぶりを物語るような完璧なラウンドを続けた。4番でもスコアを伸ばすと、6番では手前7mからのバーディパットを沈める。後半の12番では、PWで放った93ヤードの第三打を1mにピタリ。これを決め、単独トップに浮上した。

キレのあるショットがことごとくピン筋に行き、2日間のパーオン数28は全体トップ。身長152cmと小柄なショットメーカーは、2日目に3つあるパー5すべてでバーディを奪った。「パー4でもバーディを獲れる自信があるので、あまりパー5にもこだわってません」というが、伸ばすべき所できっちりと稼ぎ、この位置に立った。

先週の「KKT杯バンテリンレディス」2位タイなど、ここまでの7戦中すでに4試合でトップ10入り。上位争いを続けることで、「緊張はあまりしなくなりました。自分は自分と思って集中できています」と強いハートも養われている。アマチュア時代の2015年と、プロ入り後の17年にステップ・アップ・ツアーでの優勝経験も持つ。逃げ切りをはかる最終日を前にしても、「優勝は気にせず、アンダーで回れるようにしたい」と自分のゴルフを徹底する構えだ。

この吉本の活躍を、“友人”も刺激にしている。ジュニア時代からの親友で、トータル2アンダー・7位タイの新垣比菜は「最近すごく調子がいい。自分も背中を追えるように、頑張りたいです」と、しっかりと食らいついていく覚悟。また、こちらも大の仲良しというイーブンパー・19位タイの田中瑞希は、「今年いいゴルフをしているし、頑張って欲しい。優勝した時にはグリーンまで行きます」と7打差ということもあり、同じ出場者ながらエールを送った。

05年に今大会の会場が川奈に移り、07年の佐伯三貴以降ここから8人のツアー初優勝者が誕生している。さらに、今年優勝した場合、これまで藤田光里(2015年)の20歳212日を抜いて、20歳62日の最年少優勝記録も更新する。初の単独トップで迎える最終日を前にしても「やれるだけやろうかな」と笑顔を見せる吉本。明日もノビノビとしたプレーで、18ホールを戦い切る。(文・間宮輝憲)

【川奈開催後に今大会でツアー初優勝を挙げた選手】
2007年:佐伯三貴
2008年:上原彩子
2009年:タミー・ダーディン
2011年:金田久美子
2012年:大江香織
2014年:フェービー・ヤオ
2015年:藤田光里
2018年:永峰咲希

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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