ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ

国内女子

トイレでの涙から1週間 鈴木愛が悔しさ晴らす地元初V

徳島県出身の鈴木愛が地元Vをようやくつかみとった ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ(2019)(最終日) 写真・村上航
徳島県出身の鈴木愛が地元Vをようやくつかみとった ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ(2019)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 鈴木 愛 -4 -9
2 葭葉 ルミ -1 -5
3T 岡山 絵里 -4 -4
3T 福田 真未 -4 -4
3T イ・ミニョン +1 -4
6T 勝 みなみ -2 -3
6T 申 ジエ -2 -3
6T 上田 桃子 +1 -3
6T 渋野 日向子 +1 -3
6T 大城 さつき +4 -3
<ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 最終日◇17日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6228ヤード・パー72>

まさかの開幕戦予選落ちから一転、地元四国で初優勝を飾った鈴木愛。強風に苦しむ選手が続出するなか、この日のベストスコアタイとなる「68」をマークし、昨年6月の「ニチレイレディス」以来、節目のツアー通算10勝目を達成した。

記者会見の席に現れた鈴木は開口一番、「ようやくここに来られました」と、満面の笑みを浮かべた。2015年には17番のボギーで李知姫(韓国)に並ばれプレーオフで惜敗。昨年は上がり3連続バーディでアン・ソンジュ(韓国)に並ぶも、またしてもプレーオフで敗れた。「勝てそうで勝てない、本当に悔しい思いばかりしてきた大会だから」。感慨深げに勝利をかみしめた。

徳島県出身の鈴木にとって、四国の試合で勝ちたい気持ちは人一倍強かった。本大会と11月の「大王製紙エリエールレディス」では、これまで何度も優勝争いをしながら最後の最後で優勝カップに届かず。今回こそはと気合のこもったラウンドだった。最終的には4打差をつけての勝利も、「1日を通してタフな18ホールでした」というのが本音。「我慢強くプレーできた」と、この5年間の成長を喜んだ。

開幕戦前には体調、技術、メンタル面の充実を強調していた。それだけに予選落ちは相当にこたえた。「自信を持っていたのに、やってきたことが間違っていたのかと思ってしまった。終わってからすぐトイレに駆け込んで泣いていました」と、沖縄の悔しさを振り返った。そんな状態から立ち直り、見事に地元Vを飾った。

四国初優勝に加え、開幕戦の屈辱からの復活。大きな期待と重しを背負った17年女王は、この日一度もリーダーボードを見なかった。「私はマッチプレーが苦手。駆け引きが下手なので、人のことは気にせず、自分が3ホールに1コ、バーディを獲ることだけを考えていました」と、冷静に自身との戦いに挑んでいた。

秒速8メートルを超える強風にも耐え抜き、最終ホールではピンに絡めるスーパーショットでバーディ締め。「これを外したらかっこ悪いなと思っていた」という下りのパットを沈め、地元ギャラリーの大歓声を受けた。「節目の10勝目が四国で良かったです。応援ありがとうございました」と照れ笑いを浮かべながら、集まったファンに、あらためて感謝の気持ちを述べた。

「バーディを6つ獲って勝てなかったらそれは仕方ない」と割り切り、目標には届かなかった5バーディでも他を寄せ付けなかった。これで女王復帰へ態勢は整った。「今年の目標は5勝と賞金女王です。海外の試合でも活躍したい」と、日本のエースは力強く話す。「外国人選手に負けたくない」。強烈なライバル心をむき出しにし、今年もツアーを引っ張って行きそうだ。(文・高桑均)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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