LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

国内女子

大の苦手コースで4位タイ発進 菊地絵理香が初のメジャー獲得を目指す

初日、3アンダー・ノーボギーで4位タイ。好スタートを切った菊地絵理香
初日、3アンダー・ノーボギーで4位タイ。好スタートを切った菊地絵理香

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 アン・ソンジュ -7 -9
2 ペ・ヒギョン -1 -8
3T 勝 みなみ -5 -6
3T 比嘉 真美子 -2 -6
5 申 ジエ +1 -5
6T 鈴木 愛 -3 -4
6T 大山 志保 -3 -4
8T 永峰 咲希 -3 -3
8T 成田 美寿々 -1 -3
10T 松田 鈴英 -2 -2
宮崎カントリークラブで開催されている女子ツアー今季最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ。

初日の昨日は、前夜から早朝まで雨が降り続き、選手たちがスタートする時点でコースの芝はたっぷり水を含んでいた。

3アンダーで4位タイに入った菊地絵理香にとって、降り続いた雨は吉となった。ノーボーギーのラウンドだったのだ。

「深いラフには3回ほど入ったけど、雨で芝が寝てくれていたんです。ラッキーでした」と、菊地。

菊地がフェアウェイを外したのは4回。そのうちの3回がラフが深いやっかいなエリアだったのだが、前夜からの雨が芝をうまい具合に寝かせていてくれたのだという。

今年の宮崎カントリークラブのラフは80ミリ。例年より長くセッティングされている。その上、順目で寝ている芝を立てる作業が施されていた。多くの選手が「ラフに入ったら、ショートする。出すのがやっとです」と、いっていたほどだ。誰もがラフ対策に頭を悩ませていた。

菊地にラッキーがあったのは事実だが、ラッキーは待っていてくるものではない。自分から呼び込んでいくものだ。
ラフに入れると、レイアップを考えなくてはならない。だからこそ、「ティショットに集中した。それが好結果につながった」と、菊地
ラフに入れると、レイアップを考えなくてはならない。だからこそ、「ティショットに集中した。それが好結果につながった」と、菊地 【拡大】
「確かにラフに入れたら、レイアップすることから考えなくてはなりません。だからこそ、よりティショットに集中していました。それが好結果につながったのだと思います。気をつけていたのは、緊張すると打ち急いでしまうこと。いつもよりワンテンポゆっくり振るイメージを持っていました。特にバックスイングを丁寧に上げることを考えていました」と菊地。

ところで菊地は宮崎カントリークラブを大の苦手コースとしている。今大会6年連続で6回目の出場なのだが、2014年の18位タイがこれまでの最上位。賞金ランキング8位で出場した2015年も23位タイに甘んじている。

ノーボギー3バーディでホールアウトした後の第一声も、「やっぱり苦手です。コーライグリーンも、読めているのか読めていないのか。芝目がやっかいでイメージが湧かないんです」と、消極的なコメントだった。

そんな弱気の虫を抱えたままでは、コースに太刀打ちするなどとうていできない。ゴルフはコースとの戦い、パー72との戦いだ。

それは誰にいわれなくても、菊地自身がよく分かっている。分かっているからこそ、そして自分自身を知っているからこそ、謙虚なコメントになるなのだ。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」と孫子はいっている。そして「戦いは挑むものではない。戦わずして敵に勝つ。それが最上の戦いである」とも。弱気なコメントをする菊地の鋭いまなざしの奥に、『不戦屈敵』、戦いの極意を見た気がした。

初日4位タイの発進。初のメジャータイトル獲得も見えている。そんな菊地が2日目以降、どうやって戦っていくのか興味は尽きない。

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