大王製紙エリエールレディスオープン

国内女子

有村智恵が6年ぶりの単独首位発進 成長感じたイーグルを自画自賛「勇気を持って攻められた」

有村智恵、攻撃的なゴルフで単独トップに立った 大王製紙エリエールレディスオープン(2018)(初日) 写真・佐々木啓
有村智恵、攻撃的なゴルフで単独トップに立った 大王製紙エリエールレディスオープン(2018)(初日) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 有村 智恵 -7 -7
2T 権藤 可恋 -6 -6
2T カリス・デイビッドソン -6 -6
4 O・サタヤ -5 -5
5T 比嘉 真美子 -4 -4
5T 鈴木 愛 -4 -4
5T 永峰 咲希 -4 -4
8T 新垣 比菜 -3 -3
8T キム・ヘリム -3 -3
8T 申 ジエ -3 -3
<大王製紙エリエールレディスオープン 初日◇15日◇エリエールゴルフクラブ松山・愛媛県(6525ヤード・パー72)>

有村智恵が昨年愛媛の地に来たときは賞金ランク57位。2015年以来のシード復帰を目指して、実質最終戦となる試合に挑んだ。それが今年は立場が一変。すでに今シーズンの優勝者として、来週の最終戦への切符を手にして出場している「大王製紙エリエールレディスオープン」初日。1イーグル・6バーディ・1ボギーの「65」をたたき出し、2012年の「伊藤園レディス」以来、約6年ぶりの単独首位発進を決めた。

「この大会に挑む気持ち的にも、状態も去年までとかなり違います。去年は飛んでなかったし感触も良くなかったので、ビクビクしながらのプレーで何とかスコアをまとめていかなければという感じだった」と振り返る1年前。だが、今年は違う。「去年の優勝スコアと今年のセッティングを見たら20アンダーを出さないと優勝できない、という目標設定で練習できていた」。状態の良さと自信。この2つはシード権が付与される50位との差ではなく、頂点だけをフォーカスさせた。

そんな成長が如実に現れたのが、折り返して迎えた2番。残り145ヤードのセカンドショットを直接沈めて奪ったイーグルだ。「去年までなら確実にピンに攻められていなかったと思います。結構左に切られていたので、気持ち的には右に逃げたいなというシチュエーション。さらにその前のホールでボギーを打っていたので、セーフティに(ピンと反対方向の広い)右側に乗せる、という攻め方もあった」と無理をしたくない気持ちも込み上げる状況。だが、有村は攻撃的にいった。

「 “これで逃げたら流れがこない”と勇気を持ってピンに攻められたのが、いい流れを呼び戻せたのかな」。狙い通り、この1打で傾きかけた良い流れを取り戻し、その後は3つのバーディを奪ってノーボギー。「集中が切れることなく上がりもバーディで。自分ができる最大限のゴルフができた」とご満悦のホールアウトにつなげた。

今季2勝目へ、この好スタートをつなげないわけにはいかない。「(サマンサで)優勝して以降も何度か優勝争いしましたが、最終日に大崩れしてしまっている。今年は優勝はできたんですけど、今となっては悔いのほうが大きいシーズン。でも、いいかたちで締めくくれたらすごくいいシーズンとして終われる。集中力とイメージをあと3日間研ぎ澄ませながらやりたい」。早くも伸ばし合いの様相を呈している今大会。攻め続ける“勇気”が勝利への道しるべとなる。(文・秋田義和)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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