ニッポンハムレディスクラシック

国内女子

練習グリーンで面白い練習法を見つけた!

ウエストを引き締めるために使う円盤状のダイエット器具とどこにでもあるような木の板を使って、パッティングの練習をする。ダイエット器具を見て、金田久美子が自ら気づいた練習法だという
ウエストを引き締めるために使う円盤状のダイエット器具とどこにでもあるような木の板を使って、パッティングの練習をする。ダイエット器具を見て、金田久美子が自ら気づいた練習法だという

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1T アン・ソンジュ -5 -8
1T テレサ・ルー -5 -8
3 川岸 史果 -5 -7
4 比嘉 真美子 -6 -6
5 成田 美寿々 -3 -5
6T 濱田 茉優 -3 -4
6T 穴井 詩 -2 -4
6T 酒井 美紀 -1 -4
9T 森田 遥 -3 -3
9T 鈴木 愛 -4 -3
トーナメントでその日のラウンドの印象をプロに聞くと、ほとんどの選手がパッティングの話をする。
「今日はタッチが合っていた」
「自分の目とグリーンのタッチが合っていなかった」
「思いどおりの転がりで、パッティングに助けられた」などなど。

いいも悪いもパッティングの話になる。スコアをメイクするうえで、パッティングがそれほど重要になってくるということだ。その証拠に、賞金ランキングトップの鈴木愛は平均パット数でも1位。パット・イズ・マネーとは、よくいったものだ。

プロたちが重要視するパッティングだけに、その練習量は豊富だ。プロが練習グリーンにいる時間は、練習日も試合の日もかなり長い。そして練習方法も多様。それぞれにさまざまな工夫を凝らしている。

鈴木愛は長く細い棒を両ワキにはさんで、テークバックをせずにボールを打つ。原江里菜は片足1本立ちでストローク。比嘉真美子は2センチほどの幅のスチール製の板の上にボールを転がす。トーナメントの練習グリーンは、見ていて飽きることがないほどだ。

ニッポンハムレディスクラシック。練習グリーンで、新しい練習法を見つけた。金田久美子のひらめきドリルだ。
クルクル回転する円盤の上に木の板を置き、その上に立ってストローク。軸をしっかり保っていないと体が左右に回転してしまい、転がりのいいつかまったボールが打てない。「左サイドに軸をしっかりキープすることが大事です」と、金田
クルクル回転する円盤の上に木の板を置き、その上に立ってストローク。軸をしっかり保っていないと体が左右に回転してしまい、転がりのいいつかまったボールが打てない。「左サイドに軸をしっかりキープすることが大事です」と、金田 【拡大】
そのドリルは、直径30センチほどのクルクル回転する円盤状の板の上に、50~60センチほどの長さの木の板を乗せ、その上に立ってボールを打つというもの。円盤状の板はウエストを引き締めるためのダイエット器具。円盤の上に立ち、ツイスト運動をするもの。その上に立ちやすいように、木の板を乗せたというわけだ。

「ツアーコーチの石井忍さんのところで練習をしていたときに、円盤状のダイエット器具を見ていてひらめきました」(金田)

そのダイエット器具は、ショット時に腰が回転する動きを体感して股関節の使い方を覚えるために石井忍が生徒に使わせていたものだという。常々、ストロークのことが頭から離れない金田は、それを見てひらめいた。

木の板を乗せて立ちやすくしたといったって、円盤はクルクル回る。不安定であるのはいうまでもない。
「慣れないうちは、ストロークするたびに体が足下から左右に回転していました。しっかり軸をキープしてバランスよく立つことが大事です」(金田)

見ているだけじゃ、よく分からない。実際にその板の上に立たせてもらった。するとヘッドを振り下ろすときに腰が閉じる動きが出て、足下の板がクルンと回ってしまった。

「その動きは右サイドを必要以上に使っているから。左サイドに軸をしっかりつくって、受け止めなくちゃだめなんです」(金田)

なるほど。そういわれてみれば、鈴木愛も松山英樹も左サイドの軸をしっかりつくってストロークしている。地面をつかむように立ち、下半身をぐらつかせることなくストロークすることが大事なのだ。そのための左軸。
そのことが体で理解できただけでも、お値打ちもののドリルだ。

今シーズンはシード権を持っていない金田久美子。リランキングでの出場優先順位は15位。9月後半のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンまでの出場権は確保した。来シーズンのシード権を獲得するためには、現在50位の賞金ランキングを一つでも上げていきたい。

パット・イズ・マネー。グリーン上では厳しい戦いが待っている。自らのひらめきが背中を押して、金田は自身との戦いには必ず勝つことだろう。そしてランキングを上げてくるに違いない。金田久美子の平均パット数のランキングから、しばらくは目が離せない。

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