TOTOジャパンクラシック

国内女子

連覇達成のフォン シャンシャン 勝負を決めた6mのパットは「自信があった」

横綱相撲で大会連覇を飾ったフォン シャンシャン TOTOジャパンクラシック(2017)(最終日) 写真・鈴木祥
横綱相撲で大会連覇を飾ったフォン シャンシャン TOTOジャパンクラシック(2017)(最終日) 写真・鈴木祥

リーダーズボード

<TOTOジャパンクラシック 最終日◇5日◇太平洋クラブ 美野里コース(6,608ヤード・パー72)>

やはり、この人は強かった。日本で行われる唯一の米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」の最終日、2打差の首位から出た昨年覇者フォン シャンシャン(中国)が迫りくる鈴木愛を振り切り、トータル19アンダーで大会連覇を達成した。

「今日は朝から緊張していた」とボギーでこの日を滑り出したシャンシャン。だが、そこは百戦錬磨。「他の人も緊張していると思って。鈴木さんもきっと緊張しているだろうと思いながら気持ちを落ち着かせました」と冷静さを取り戻し、3バーディを奪いスコアを1つ伸ばして折り返す。

サンデーバックナインに入っても安定感は変わらず、12番、13番と連続バーディを奪取。しかし、後続の鈴木も負けてはいない。16番でバーディを奪い1打差となると、17番パー5の3打目を1mにピタリ。対してシャンシャンのアプローチは6mショート。決めなければ並ばれるであろう展開に持ち込まれてしまう。

だが、世界4位の実力者は勝負の分かれ道を前に堂々としていた。「決められる自信がありました。今週はパターの調子も良かったので、ラインに乗せて距離感が合えば入ると思いました」と迷いなく放たれた球はそのままカップへ一直線、グリーンに歓声がこだました。

リードをキープしてたどり着いた最終ホールはティショットを右バンカーに入れるものの、ここをきっちりとパーセーブ。結局、チップインを狙いに行ってボギーとなった鈴木に2打差をつけ、昨年と同じ舞台で美酒に酔った。

最終日、白と黒のウェアで登場したシャンシャン。開幕前に「今週幸運を運んできてくれることを祈っています」と話していた、上野動物園で6月に誕生し“シャンシャン”と名付けられたジャイアントパンダの赤ちゃんを意識したのかと話題になったが、実際のところは違ったようだ。「私のトレードマークは牛柄なんです…。でも、これからは新しくパンダデザインにしてもらうようにウェアメーカーさんに言いますね(笑)」と冗談めかして笑った。

連覇の勢いに乗って挑むは、まだ獲得したことのないプレーヤー・オブ・ザ・イヤーの座。「年末のCMEグループ・ツアー選手権に出られるので、今年こそ頑張りたいと思います」。そう話すと「飛行機までもう時間がないんです!すみません!」と慌ててクラブハウスを出て行き、最終戦の前に母国・中国で行われる次なる戦い、「ブルー・ベイLPGA」へと駆け足で向かっていった。

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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