樋口久子 Pontaレディス

国内女子

実は理論派! 畑岡奈紗さんが初出場初優勝に近づく

ツアー初出場初優勝の快挙に挑む畑岡奈紗さん 樋口久子 Pontaレディス(2015)(2日目) 写真・村上航
ツアー初出場初優勝の快挙に挑む畑岡奈紗さん 樋口久子 Pontaレディス(2015)(2日目) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1T 渡邉 彩香 -5 -5
1T 茂木 宏美 -3 -5
1T @畑岡 奈紗 -1 -5
4T 藤本 麻子 -2 -4
4T 武尾 咲希 -1 -4
6T 鈴木 愛 -4 -3
6T 葭葉 ルミ -2 -3
6T 永峰 咲希 -1 -3
6T 酒井 美紀 -1 -3
6T 馬場 ゆかり -1 -3
樋口久子 Pontaレディス(10月30日~11月1日、埼玉県・武蔵丘GC、6605ヤード、パー72)
 
 主催者推薦選考会から勝ち上がりツアー初出場のアマチュア、畑岡奈紗さん(茨城県・翔洋学園高2年)の快進撃が止まらない。

 第1ラウンドを4アンダーの単独首位でスタート。ツアー初出場のアマチュアが初日首位はツアー史上初の快挙。最終組で出たこの日の第2ラウンドも、1イーグル、3バーディ、1ダブルボギーの71にまとめ、通算5アンダーで首位タイをキープした。明日の最終日、アマチュアが初出場で完全優勝という史上初の快挙に挑む。

「最初のティショットが終わるまでは緊張していましたが、その後はたくさんの方に応援していただいて、励みになり、そんなに緊張せずできました」

 初めての最終組でも物怖じしない。逆にギャラリーの声援を力に変えた。1番(パー5)で幸先よくバーディを奪うなど、前半は34と2つ伸ばして折り返す。しかし、後半に入って流れが変わる。12番(パー3)は、ティショットをガードバンカーに入れると、左足下がりでボールの後ろに砂が盛られているアンラッキーもあって1打で出せずにダブルボギー。続く13番(パー4)もガードバンカーから寄せきれずにボギーと後退した。

 一時はトップの座を明け渡したが、「(キャディを務める)お母さんとバーディを取りたいと話していました」という16番(パー5)で、57ヤードの3打目を「ちょっと噛んでしまった」ボールは、グリーンに落ちてから転がり、カップイン。イーグル奪取で再び首位に返り咲いた。

「16番の3打目を打つ前に左手に着けていたパワーストーンが切れてしまって、もしかしたらいいことがあるかも知れないと思ったら入ってくれました(笑)。あのイーグルはすごく大きくて、あれがなかったら気持ちを切り替えられず、明日も引きずっていたかもしれません」

 2~3年ほど前に地元のショッピングセンターで誕生石や勝負系のパワーストーンのブレスレットを作成。肌身離さずつけていたものが、大事な場面で助けてくれた。

 運を味方につけて首位をキープしたが、プロ顔負けの力強いスイングはプロも目を見張る。中嶋常幸が主宰する「トミーアカデミー」で腕を磨いているが、専属コーチはおらず、「自分でスイングのことを考える」という。高校2年生ながら実は理論派である。

 ホールアウト後、報道陣に囲まれ、ファンにサインを済ませたあと、練習場に直行してこの日の復習。「今日は2回ダフってしまったので」とその原因を追究し、左手の小指、薬指、中指の3本が緩んでいたことが原因と見つけた。

「明日はしっかり握ります」と、最終日に万全を期した畑岡さん。グリップとともに、大きな優勝カップも握りしめる。

文・小高拓

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