マンシングウェアレディース東海クラシック

国内女子

キム・ハヌルを初優勝に導いた3つの精神的変化

最後まで集中力を切らさず逃げ切って優勝を手にしたキム ハヌル マンシングウェアレディース東海クラシック(2015)(最終日) 写真・村上航
最後まで集中力を切らさず逃げ切って優勝を手にしたキム ハヌル マンシングウェアレディース東海クラシック(2015)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 キム・ハヌル -4 -12
2T 松森 彩夏 -5 -11
2T 申 ジエ -4 -11
4T 横峯 さくら -4 -10
4T 酒井 美紀 -2 -10
6T 大山 志保 -4 -9
6T アン・ソンジュ -2 -9
8T 上田 桃子 -6 -8
8T ペ・ヒギョン -5 -8
10T 青木 瀬令奈 -5 -7
マンシングウェアレディース東海クラシック(9月18日~20日、愛知県・新南愛知CC美浜C、6374ヤード、パー72)

 2011、12年韓国ツアー賞金女王のキム・ハヌルが、悲願だった日本ツアー初優勝を手にした。ウイニングパットを沈めた瞬間、両手を突き上げてガッツポーズ。自然と笑顔がはじけ飛んだ。

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 最終日を通算8アンダーの首位タイからスタートしたキム。

「今日は通算11アンダーを目標にしていました」と設定を明確にして試合に臨んだ。

 どの選手もバーディを量産してくるだろうとの予想はついていた。同組のアン ソンジュ、酒井美紀のほか、申ジエ、松森彩夏、横峯さくらなども猛追。一進一退を繰り返しながらも、キムは自分のプレーに徹した。

 出だしの1番(パー4)をボギーにするも、続く3番(パー5)、7番(パー4)のバーディで勢いに乗った。後半の10番(パー4)はピンまで残り110ヤードの2打目を48度のウェッジで50センチにつけ、15番(パー5)でも残り30ヤードを52度のウェッジで1メートルにつけてバーディを奪う。

 勝負の分かれ目となったのは16番(パー3)。22度のユーティリティーを振り抜いたティショットは、ピンまで8メートル。

「距離が長かったので、寄せてしっかり入れようと打ったら、ラインに乗せることができました」

 これを沈めて通算12アンダーの単独トップに。

「ここでトップに立っていることはボードを確認してわかったのですが、このまま終わってほしいなって思っていました(笑)」

 そこから最後まで集中力を切らさず逃げ切って優勝を手にした。韓国ツアー通算8勝の実力者が、ようやく日本ツアー1勝を勝ち取った瞬間だった。

 最終18番ホールで同組のアン、酒井と抱き合って健闘をたたえあったあと、キムの頬には涙がこぼれていた。

「これまでの苦労や緊張感が一気に解けたことで、自然と流れた涙です」

 確かに2011、12年の韓国ツアー賞金女王の肩書きはキムに重くのしかかっていた。13年の1勝を最後に勝利の美酒は味わっていなかった。日本ツアー開幕戦からも予選こそ突破するも、優勝争いはほとんどできないでいた。

「期待されていること、それに応えようとする気持ちで挑んだ日本ツアーでした。自信もありました。でも結果がついてこず、このまま韓国に帰らなければいけないのかなって・・・・・・」

 自分の力のなさを痛感する日々に、自信は消え失せていった。原因は分かっていた。すべては日本への適応だ。

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