大東建託・いい部屋ネットレディス

国内女子

若林舞衣子、師匠が指摘した「欲」を抑えて邁進中

劇的な飛距離アップで今季好調な若林舞衣子が3打差の3位タイに浮上! 大東建託・いい部屋ネットレディス(2015)(2日目) 写真・鈴木祥
劇的な飛距離アップで今季好調な若林舞衣子が3打差の3位タイに浮上! 大東建託・いい部屋ネットレディス(2015)(2日目) 写真・鈴木祥

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 原 江里菜 -3 -8
2 アン・ソンジュ -3 -6
3T @新垣 比菜 -6 -5
3T 全 美貞 -3 -5
3T 茂木 宏美 -2 -5
3T 若林 舞衣子 -2 -5
3T 上田 桃子 -1 -5
8T 葭葉 ルミ -4 -4
8T 福田 裕子 -3 -4
8T 諸見里 しのぶ -2 -4
大東建託・いい部屋ネットレディス(7月31日~8月2日、山梨県・鳴沢GC、6587ヤード、パー72)

 2008年から守った賞金シードを昨年失った若林舞衣子が、考え方を変えて躍進中だ。第2ラウンド、5位タイから出た若林は3バーディ、1ボギーの70と二つ伸ばして、首位と3打差の3位タイで最終日を迎える。

「出だしからボギーでリズムが悪くバタバタ苦しい内容でした。後半我慢して我慢して、最後しっかりとることでできてよかったです」

 出だしの1番(パー3)でボギーと嫌な出だしだったが、今年新たな気持ちで臨んでいる成果も出て、残り17ホールは我慢を続けながらもスコアを伸ばした。

 昨季、約180万円差でシード落ちした若林は、QTを31位で今季の出場権を獲得。今季はKKTバンテリンレディスで2位タイ、先週のセンチュリー21レディス4位タイなど昨年ゼロだったトップ10入りもすでに4回。獲得賞金は1900万円を超え、昨年の賞金シードのボーダーラインをクリアしている。

「昨年と劇的に変わったのは飛距離です。腹筋を強化していて、アイアンで1番手は飛んでいます。あとは、考え方ですね」

 昨年はパッティングが入らなかったぐらいで大きな不調というわけではなかった。今年は飛距離が伸びて、パッティングが入り、ゴルフがかみ合っているという。それに加えて、師匠の岡本綾子に指摘された「欲が強いんじゃないの?」という言葉の“欲”を抑えている。

「ボギーを打ったらすぐにバーディを取らなきゃという気持ちでした。それが目の前の一打の集中を欠いているのではと言われました。今はボギーたたいても目の前の一打に集中するようにしています。どんなに短いパットでも全力プレーを心がけています」

 優勝争いに絡んでいなくても一打無駄にすれば、賞金額は減る。それが年間で積み重なればシード権争いで、その一打に泣くこともある。昨年はそんな経験をしたからこそ、考え方を変えられた。そして、この日は1番でボギーのあと、2番でピンチをしのいで流れを作り、優勝圏内に踏みとどまった。

「優勝は十分チャンスはあると思います。明日は、自分にどれだけ挑戦できるかではないですが、狙いにくいピンでも、どれだけピンを狙えるか。せっかく練習しているので、試合でどれだけできるかを試したいです。逃げるのは自分の気持ち。成功したら自信も深まる。その一打一打に集中して自分に挑戦したいですね」

 3年ぶりの優勝は、自分との戦いになる。成功体験をつかめれば、さらにひと皮むけそうだ。

文・小高拓

このラウンドのニュース

このトーナメントのニュース

関連ニュース

関連フォトギャラリー

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

トーナメントプロ公式サイト・ブログ