リゾートトラスト レディス

国内女子

日本、台湾で慈善活動を続けるテレサ・ルーが逆転優勝!

昨年大会に続き逆転優勝で連覇を果たし、賞金ランキングでも2位に浮上したテレサ・ルー リゾートトラスト レディス(2015)(最終日) 写真・佐々木啓
昨年大会に続き逆転優勝で連覇を果たし、賞金ランキングでも2位に浮上したテレサ・ルー リゾートトラスト レディス(2015)(最終日) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 テレサ・ルー -5 -14
2 申 ジエ -5 -13
3 吉田 弓美子 -7 -12
4T カン・スーヨン -2 -10
4T 三塚 優子 -2 -10
4T 大江 香織 E -10
7T 鈴木 愛 -6 -8
7T 松森 彩夏 -6 -8
7T 葭葉 ルミ -2 -8
7T 川満 陽香理 -2 -8
リゾートトラスト レディス(5月29日~31日、山梨県・メイプルポイントGC、6532ヤード、パー72)

 トップの大江香織を1打差で追うテレサ・ルー。じわりと相手を追い詰めていくゴルフをこれまで何度も見てきたが、やはり今大会もきた。

 首位の大江は前半、1バーディ、2ボギーでスコアを落とすと、テレサは3バーディ、ノーボギーで逆転。申ジエも3バーディで、ノーボギーで優勝争いに加わってきた。

 それでもテレサは落ち着いていた。12番でボギーを叩いたあとすぐに13番でバーディ。そのあとは3連続パーとして通算12アンダー。そうして迎えた残り2ホールの17番、18番。

 16番を終えた時点で一つ前の組で回る申ジエが13アンダーでリードしていた。

 どうしても追いつきたいテレサは、

「1打負けていたので、もう少しアグレッシブに行こうと思って、セカンドショットが大事だから、しっかり集中しました」

 17番(パー4)のセカンドショットをピン4メートルにつけると、これをきっちり沈めてバーディ。テレサと申は13アンダーで並ぶ。

 勝負の行方は最終ホールの18番(パー5)。互いにパーならプレーオフ。だが、テレサは諦めていなかった。3打目をピンそば80センチにつけるスーパーショット。

「最後のバーディパットは緊張しすぎて頭が真っ白でした」

 パーで先にホールアウトしていた申に対し、バーディを奪ったテレサが通算14アンダーで今季2勝目、大会連覇を達成した。

 先週、1週間は試合に出場せず、台湾に帰ってゆっくり体を休めていたのだが、帰国前の5月23日、日本心身障害者協会の島田療育センターを訪問して、500万円を寄付した。

 テレサはこうした活動を台湾でも行ってきた。今年の1月には台湾で呼吸器系の障がいを持つ子どもたちに寄付をするため、チャリティーイベントを実施。自身のグッズをチャリティーオークションにかけた。集まった金額は日本円にして約2000万円にものぼり、これも全額寄付した。

「こうした活動をこれからも台湾と日本でも続けていきたい」

 自分一人で賞金を稼いでいかなければならない過酷な状況のプロゴルファー。気持ちはあっても、誰もができる行動ではない。ただ、こうした慈善事業に関心が高い選手がいるのも事実。母国の台湾だけでなく、他国である日本にも目を向けられるテレサの優しい気持ちと心意気が、今回の勝利につながったと言ってもいいのかもしれない。

「これからももっとたくさん練習して、もっと勝ちたい。今季、ここまではすごく順調です。賞金女王ですか? ないです(笑)。今はまだそこは意識せず、自分のゴルフを続けていくだけです」

 そうおどけて笑うテレサだが、平均ストロークもイ ボミを抜いて1位になった。今季3勝目もそう遠くはなさそうだ。

文・キム ミョンウ

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