サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント
成田美寿々が同級・東浩子と「バチバチやり合う」宣言!
得意の逆転勝ちでツアー3勝目を狙う成田美寿々 サマンサタバサ レディース(2014)(2日目) 写真・鈴木祥
サマンサタバサ レディース(7月18~20日、茨城県・イーグルポイントGC、6528ヤード、パー72)
首位タイからスタートした成田美寿々が、5バーディ、ノーボギーのゴルフでスコアを通算11アンダーまで伸ばし、トップと1打差で最終日を迎える。
昨日の流れをそのまま持ち込んだ成田は、1番(パー4)のバーディのあと、3番(パー5)、4番(パー4)、5番(パー3)で3連続バーディ。8番(パー5)もバーディとして、前半だけで5つスコアを伸ばした。ただ、後半は思うようにバーディを奪えず、すべてパーセーブ。
「全体で見れば90点ですが、スコアを伸ばしきれなかったという気持ちが強いです」
と振り返る。
「11番のパー5でバーディを取れなかったことで勢いに乗れませんでした。今はティショットの調子が悪いので優勝する自信はあまりありませんが、今日の前半のような試合ゴルフをしていきたい」
それでもトップのイ ナリとは1打差。今季3勝目を手にする可能性は十分だ。
「通算4勝のうちの3勝はすべて逆転勝ちなので、私にとっては追いかけるほうが好きだし、そのほうが自信を持っていけます」
ちなみに、最終日は同じ1992年生まれの東浩子と最終組で優勝を争うことになった。東が「美寿々は一緒の組になったときとかに、『負けたくない』というオーラを出してくる」と話していたと伝えると、
「え、それ逆ですよ(笑)。向こうがライバル心むき出しにくるんです。それなら明日はバチバチやりあわないといけないですね(笑)」
とやる気十分。
今まで3日間トータルで60台を出したことはないという成田が、逆転優勝で今季3勝目を手に入れられるか。
文・キム ミョンウ