ヤマハレディースオープン葛城

国内女子

諸見里しのぶ ボールはブレても心はブレずにできました!

一時はトップタイまでスコアを伸ばした諸見里しのぶ ヤマハレディースオープン葛城(2014)(3日目) 写真・佐々木啓
一時はトップタイまでスコアを伸ばした諸見里しのぶ ヤマハレディースオープン葛城(2014)(3日目) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 吉田 弓美子 -1 -6
2 アン・ソンジュ E -5
3 笠 りつ子 +2 -4
4T キム・ヒョージュ E -3
4T イ・ボミ +1 -3
6T 藤田 光里 -1 -2
6T 森田 理香子 +1 -2
8T 馬場 ゆかり -2 -1
8T 諸見里 しのぶ E -1
10T 藤田 さいき +2 E
ヤマハレディースオープン葛城(4月3~6日、静岡県・葛城GC、6540ヤード、パー72)

 15位タイでスタートした諸見里しのぶの名前が面白いようにスコアボードを駆け上っていく。どの選手もスコアを落とす中、12番パー4を終えて4打もスコアを縮めていたのだ。

 上位陣が崩れたこともあり、一時はトップタイに並んだ諸見里。久々にしのぶスマイルを見ることができるかと思いきや、15番からの3ホールでボギー、ダブルボギー、ボギーとスコアを4つ落とし、貯金をすべて吐き出してしまった。

「3連続3パットですからね。がっかり感はありますが、まだ3日目ですし、もう1日あるというラッキーを最終日にぶつけたいと思います」

 と、意外にもサバサバした表情を見せた、というよりも、むしろうれしそうな表情に見えるではないか。一体なぜ? と確かめると……。

「とにかく今日はどんな状況でもボールの出球をそろえることをテーマにしていたんです。ボギーやダボをたたこうが、バーディを取ろうが、そのことだけをずっと意識していました。それを最後までやり遂げることができたのがうれしいんです」

 メンタル面と技術面、そして体力面の3つがそろわなければ、常に同じ位置にボールを打ち出すことは難しい。右に押し出したり、左へ引っかけたりするショットが一つや二つぐらいあるからだ。

 実際、昨年までは左ワキの痛みに悩まされたこともあり、なかなかそれができなかった。しかし、このオフにウエイトトレーニングを行い、左ワキにかかる負担をできるだけ小さくしたことで、自分のイメージに近いスイングをできるようになった。ショットに不安がなければ、あとはパッティング。

「今日は葛城のグリーンにやられちゃいましたね。明日はそこだけ気を引き締めて臨みたいと思います」

 5年ぶりのツアー優勝を目指し、諸見里の逆襲が始まる。

文・山西英希

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