フジサンケイレディスクラシック

国内女子

佐伯三貴「東北福祉大出身のダブル優勝はうれしい!」

後輩とのダブル優勝に、二重の喜びとなった佐伯三貴
後輩とのダブル優勝に、二重の喜びとなった佐伯三貴

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 佐伯 三貴 -5 -14
2 横峯 さくら -5 -11
3 カン・スーヨン -5 -10
4T 表 純子 -1 -8
4T テレサ・ルー E -8
6T 一ノ瀬 優希 -8 -7
6T イ ナリ -2 -7
6T アン・ソンジュ E -7
9T イ ジウ -2 -5
9T 酒井 美紀 +3 -5

勝利のパットを決めた瞬間、両腕を高々と突き上げた。

フジサンケイレディスクラシックで優勝した佐伯三貴の目に涙はなく、すがすがしい笑顔を見せた。先週のKKTバンテリンレディスオープン優勝から2週連続優勝。同大会も2007年にツアー初優勝して以来二度目と、うれしいことづくしの大会となった。

終わってみれば2位の横峯さくらに3打差。だが、そこまで余裕はなかったという。

「とにかくうれしいの一言です。でも、追われる中でのゴルフだったので、プレー中は最後まで勝てるとは思っていませんでした。『勝てる!』と思ったのは、18番のセカンドショットがグリーンに乗ったときですね」

最終日はパッティングがさえた。1番をパーで切り抜け、2番でバーディを奪うと、パー5の4番(468ヤード)と5番(470ヤード)で連続バーディ。その後も7番、10番、14番でバーディを奪って後続を突き放した。

「どんどんバーディを取ってぶっちぎろうという気持ちでしたが、そう簡単にはいきませんでしたね。でも、トータル的にはいい内容のゴルフができたと思います。若手の勢いがある中、彼女たちのプレーのどこがいいのかを、しっかり分析する余裕ができたのもよかったと思います」

昨年12月に首の手術を受けながらゴルフを続けてきたが、今でもホールアウトしたあとはケアに専念する状態が続いている。練習量は手術する前から4割ほど減らした。

「やっぱりもっとクラブを握りたいって思うのですが、体をいい状態に持っていくためにはやむをえません。むしろ、今はすごくいい集中ができていますし、ゴルフの調子が上がってきています」

ちょうどこの日、男子ツアーのつるやオープンで松山英樹が優勝したが、そのニュースを知ると「えっ、本当ですか!」と喜んだ。東北福祉大出身の佐伯は、シーズンが始まる前のオフに後輩にあたる松山とハワイでゴルフや釣り、ゲームなどをして過ごしたという。先週日曜日に佐伯が優勝したときは、松山から電話がかかってきた。

「『ご飯をごちそうしてください』っていわれたので、何度でも食べようと話しました(笑)」

松山については、ダイナミックなプレーとパッティングがとてもうまいと評しながら、

「東北福祉大出身のダブル優勝ですね。これは本当にうれしい」

と、ニッコリ笑顔を見せた。

これでツアー通算7勝目を挙げた佐伯だが今季、ぜひとも達成したい目標が二つある。メジャー制覇と、昨年の2勝を越えることだ。

「メジャーの中でも、特にLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで勝ちたい。賞金女王や賞金額1億円を突破したいというのは、まだ先の話です。今年の目標を達成すれば、おのずと賞金女王というのも目の前に見えてくるでしょう。この勢いで3、4勝と勝ち星を重ねていきたい」

若手の台頭や初優勝者が続く中、ベテランの表情と言葉には強い自信がみなぎっていた。

文・金明昱、写真・村上航

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