ニトリレディスゴルフトーナメント

国内女子

アン ソンジュ 得意な100ヤードを残すようにしました!

笑顔を取り戻したアン ソンジュが、逆転Vで偉業を達成 ニトリレディスゴルフトーナメント(2013)(最終日) 写真・鈴木祥
笑顔を取り戻したアン ソンジュが、逆転Vで偉業を達成 ニトリレディスゴルフトーナメント(2013)(最終日) 写真・鈴木祥

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 アン・ソンジュ -7 -11
2 テレサ・ルー -7 -9
3 福田 裕子 -5 -7
4T 上原 彩子 -4 -6
4T 全 美貞 -3 -6
6 カン ヨウジン -5 -5
7T 藤田 さいき -6 -4
7T 笠 りつ子 -4 -4
7T 藤本 麻子 -3 -4
7T 酒井 美紀 -3 -4
 ニトリレディスで、日本女子ツアー史上初の“2週連続優勝&2連覇”を達成したアン ソンジュ。

「先週(の最終日)はボギーを打ってしまったけど、今日はノーボギーでラウンドできたのでうれしいです。満足できました。昨日は勝つ自信があったのですが、今日の朝、起きたら気分があまりよくなくて、“もしかして今日はダメかな……”と思ってしまいました。でも、先週同様、キャディさんと笑顔でプレーすればいい結果が出る、と言い聞かせてプレーしました」

 初日から降り続く雨のせいで地面は柔らかく、ランが出ない。さらに、もともとがターフの取れやすいベント芝ということもあって、フェアウエーからのショットでもコントロールが難しいコンディションとなった。

「フルショットできない、60ヤードとか70ヤードは、58度のウェッジを使うのですが、インパクトがコントロールできなくて、飛距離が思いのほか出てしまったり、逆にダフってしまったりするので、この距離が残りそうなところは、セカンドショットでレイアップして、得意の52度のウェッジでフルショットできる100~105ヤードを残すようにしました。初日の後半から、そういう作戦を立てました。6番パー4と7番パー5はその作戦を使い、7番は20センチのバーディパットを決めることができました」

 まさに女王ならではのゴルフを展開してつかんだ勝利といえる。

 アンが初めて賞金女王になった2010年末に話を聞いた際、「韓国でプレーをしていたころは、うまくいかないとすぐに怒ったり、ふてくされたり、あきらめたりと、我慢強さがなかった。日本に来るようになって、ゴルフが楽しいし、すぐに怒ったりしないように心がけている」と話していた。実際、同組のプレーヤーに、ショットとショットの間に笑顔で話しかけている姿がよく目撃されていた。当時、横峯さくらも「アンちゃんはいつも日本語で話しかけてきてくれる。日本のツアーでやっていこうという覚悟が感じられて本当にスゴイなぁと思う」と言っていたほどだ。

 今季のアンには、その笑顔が少なかったようだ。

「プレーに集中してしまって笑顔が出ないときが多いんです。特にプレッシャーがかかるときですね。今週も2週連続優勝と2連覇ということで、プレッシャーがかかりましたが、負けないように“エンジョイゴルフ”を心がけました。来週(ゴルフ5レディスも優勝すれば)3週連続優勝ですし、また2連覇になりますが、プレッシャーを考えずに、選手と面白い話をしたり、楽しくやりたいです」

 と、笑顔を取り戻したアン。ちなみに今日はどんな面白い話をしたのだろうか。

「今日は、(成田)美寿々とは“来週はどうするの?”とか“今度時間があったら一緒にご飯食べようね”と普通のことです。それより、12番ホールで私のショットがカップに入りそうになったら、(北田)瑠衣さんが“エーッ”て大きな声で叫んだんです。それを聞いた瑠衣さんのキャディさんが“一緒に回ってるのにギャラリーみたいだね”っていうので大笑いをしました」

 この大笑いで、気持ちがアップしたというアン。この30センチのバーディパットを楽々沈め、勝利を決定づけた。

 笑顔を取り戻した女王アン、今週に続いて来週も偉業に挑む!

文・武井真子

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