スタンレーレディスゴルフトーナメント

国内女子

大城さつき 1週間ぶりにクラブを握ったのがよかった!?

入院中の父に活躍する姿を見せたいと語る大城さつき スタンレーレディスゴルフトーナメント(2013)(1日目) 写真・村上航
入院中の父に活躍する姿を見せたいと語る大城さつき スタンレーレディスゴルフトーナメント(2013)(1日目) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 服部 真夕 -7 -7
2 大城 さつき -6 -6
3T 岡村 咲 -4 -4
3T カン・スーヨン -4 -4
3T 吉田 弓美子 -4 -4
3T イ ナリ -4 -4
3T 北田 瑠衣 -4 -4
3T 藤本 麻子 -4 -4
3T 杉本 愛理 -4 -4
10T ウェイ・ユンジェ -3 -3
スタンレーレディス(10月11~13日、静岡県・東名CC、6540ヤード、パー72)

 首位と1打差の2位につけたのは、2009年にプロテスト合格、まだシード権を獲得したことのない大城さつきだ。今季は、ファイナルQT22位の資格で、ほとんどの試合に出場している。が、賞金ランキングは66位と、来年のシード権を獲得するためには一発逆転を狙いたいところだ。

「今日はスコアもゴルフの内容全体も満足しています。北海道での3連戦(ニトリレディス、ゴルフ5レディス、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯)に予選落ちした後、2戦(マンシングウェアレディース東海クラシック、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン)で予選を通過して、ゴルフの調子がよくなってきたところだったんです」

 ただ、それだけではこのスコアは出せないほど、風が難しいコンディションを作っていた。しかしそれも、沖縄出身の大城には、逆にアドバンテージとなった。

「ジュニアのころから沖縄の風の中でゴルフをしてきたので、“あぁこれぐらいの風ならこれぐらい曲がるかな”と思って打っていました」

 と穏やかに話した。

大城といえば、11年のリゾートトラストレディスで初優勝のチャンスが訪れたが、最終ホールでダブルボギーをたたき、横峯さくらにトロフィーを譲ってしまったことを覚えている人も多いだろう。

「あのときは、“優勝したい”という気持ちはあまりなかったんです。でもその後、祖父が病気になってしまって、“あのとき優勝していれば、(祖父の病気も)快方に向かったかも……”と思って悔しくなりました」

 そして今回も、大城には優勝争いをしたい理由がある。

「先週、日本女子オープンに出られなかったので、沖縄に帰ったんです。そしたら、到着したその日に父が脳梗塞で入院することになってしまって……。台風が来ていたこともあり、一週間まったくクラブに触りもしませんでした。脳梗塞のほうは落ち着いたのですが、ほかに治療が必要なところが見つかり、今も入院している父に見せられるように、テレビにたくさん映りたいんです」

 11年10月のSANKYOレディース以来ちょうど2年ぶりに訪れた優勝のチャンス。

「一週間クラブをまったく握らなかったのは不安でしたが、打ってみたら意外と真っすぐ飛んでくれて“練習しないほうがいいのかな”って思ったぐらいです(笑)。私の中で、朝のテンションが低いほうがスコアがいいというジンクスがあるので、明日も朝からローテンションでいきます。明日も風が吹いたほうが、私にはチャンスが広がるかもしれませんね」

 病床の父に、奮闘ぶりを届けたい!

文・武井真子

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