スタンレーレディスゴルフトーナメント

国内女子

姜秀衍 優勝は“空を飛ぶような感じ”

18番で約8メートルのバーディパットをねじこみ、力強くガッツポーズする姜秀衍 スタンレーレディスゴルフトーナメント(2013)(最終日) 写真・村上航
18番で約8メートルのバーディパットをねじこみ、力強くガッツポーズする姜秀衍 スタンレーレディスゴルフトーナメント(2013)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 カン・スーヨン -6 -12
2T 野村 敏京 -3 -9
2T 横峯 さくら -2 -9
4T 黄 アルム -5 -8
4T 森田 理香子 -3 -8
4T 服部 真夕 E -8
7T 辻 梨恵 -4 -7
7T 大江 香織 -4 -7
7T イ ナリ -3 -7
7T 岡村 咲 -2 -7
スタンレーレディス(10月11~13日、静岡県・東名CC、6540ヤード、パー72)

「この3年は長かったような気もするし、短かったような気もします」

 韓国出身の姜秀衍(カン・スーヨン)は日本ツアー参戦3年目だが、世界アマ優勝などの経歴とともに1997年にプロ転向、2003年より米女子ツアーを主戦場とし、05年にセーフウエークラシックで優勝を遂げている。

 初年度となる11年から安定した成績を残し、11年に1回、12年に3回、今季は2回、トップ3フィニッシュがある。一方で、米女子ツアー1勝の実績と3位以内に入る実力がありながら、なかなか勝てないイメージもあった。

「最初の2年間は、優勝したい気持ちがとても強かったんです。でも勝てなくて……。今年は楽しいゴルフをしよう、という気持ちにシフトするようにしました。それがいい結果に結びついたのかなと思います。何度か優勝のチャンスを逃して残念な気持ちだったので、今回は優勝することができて本当にうれしい!」

 最終日、首位と2打差の3位タイからスタートした。前半で4バーディ、1ボギーと3つスコアを伸ばした。

「6番ホールからの3連続バーディは取れると思っていませんでした。ショットもパットもいい状態でしたね」
優勝トロフィにキスをする姜秀衍 スタンレーレディスゴルフトーナメント(2013)(最終日) 写真・村上航
優勝トロフィにキスをする姜秀衍 スタンレーレディスゴルフトーナメント(2013)(最終日) 写真・村上航 【拡大】
 姜は最終組の一つ前を回っていたが、最終組の野村敏京が8番(パー5)でイーグルを取ったり、一つ前の組を回る佐々木慶子が前半で4つスコアを伸ばすなど、一時は4人が首位に並ぶ大混戦となった。

「12番(パー4)、一番難しいところでバーディが取れたとき、もしかしたら今日は優勝できるかもしれないと思いました。15番(パー4)でバーディを取って3打差となったのを知って、ちゃんと耐えていけば大丈夫だと思いました」

 その後、17番(パー4)でボギーをたたき、2位の野村と1打差になったが、18番(パー5)で約8メートルのスライス→フックのスネークラインのバーディパットをねじこみ、力強くガッツポーズ。最終組の横峯がパー、野村、服部がボギーとし、優勝が決まった。

「なんといっていいか分かりません! 空を飛んでいるような気持ちでした」

 とバーディパットを決めたときの気持ちを表現した。

 優勝のなかった3年、姜を支えたのはギャラリーのあたたかさだという。

「日本に来る前は、外国人として違和感を持たれるかな……と不安もありました。でも、ギャラリーの皆さんが家族のように迎えてくれて、ファンになってくださる方もできました。本当に楽しかったから、この3年間が長いとは思わなかった。いつまでゴルフができるか分からないけど、カッコイイうちに引退したいと思っています。それまでずっと日本ツアーで頑張りたい。今日優勝できたことで、もうちょっと頑張れるかな」

 現在37歳。同じ1976年生まれには、学年は姜が一つ上だが50勝の不動裕理がいる。今季は茂木宏美や表純子の“アラフォー”優勝も話題となっている。まだまだトーナメントを盛り上げる存在となりそうだ。

文・武井真子

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