ISPS HANDA CUP 五月晴れのシニアマスターズ
B・ルアンキットが日本シニア初優勝! 井戸木は5位
ブーンチュ・ルアンキットはうれしい日本シニアツアー初優勝 ISPS HANDA CUP 五月晴れのシニアマスターズ(2013)(最終日) 写真・PGA
2013年PGAシニアツアー第2戦、ISPS ハンダカップ 五月晴れのシニアマスターズ(5月31日~6月1日、福岡県/九州GC・八幡C)最終日。初日に大会をリードした上位陣が軒並みスコアを崩す中、首位と4打差の1アンダーでスタートしたブーンチュ・ルアンキットが、正確なティショットでフェアウエーをとらえ、4バーディ、2ボギーの70で回り、トータル3アンダーでホールアウト。2アンダーでスタートした真板潔も、苦しみながら上がり2ホールの連続バーディでルアンキットに追いついたが、プレーオフ1ホール目にルアンキットが3メートルのバーディパットを沈め、日本シニアツアー初優勝を飾った。
今回の優勝で通算19勝。アジアンツアーで5勝、ヨーロッパシニアツアーでも5勝を挙げ、海外では抜群の成績を誇るルアンキット。しかし、日本シニアツアーでは09年、コマツオープンのプレーオフで丸山智弘に敗れ2位に終わるなど、これまで何度も優勝争いに絡みながら、あと一歩で優勝に届かなかった。
「二度目のプレーオフでの優勝だけに、うれしさも大きい」
と、ルアンキットは笑顔で優勝の喜びを表現した。
前週に行われた全米シニアプロ選手権で、日本人として初めて米国シニアのメジャー制覇を果たした井戸木鴻樹に大きな注目が集まったが、2日目に75とスコアを崩し、5位にとどまった。
井戸木 鴻樹 ISPS HANDA CUP 五月晴れのシニアマスターズ(2013)(最終日) 写真・PGA