ゴルフ日本シリーズJTカップ

国内男子

大学生プロが使うドライバーは、“おっちゃんクラブ”!?

ゴルフ日本シリーズJTカップ2日目の石坂友宏のティショット。
使っているドライバーをよく見ると……
(撮影・佐々木啓)

石坂友宏のエースドライバーは……?

 ダンロップフェニックスでプレーオフの末、惜しくも2位に甘んじた石坂友宏。しかしこの成績により、30名の選ばれた選手だけが出場できるゴルフ日本シリーズJTカップの舞台に立っている。そんな石坂は21歳で日本ウェルネススポーツ大学の3年生で、いわゆる大学生プロゴルファー。たくさんの練習で培ったショートゲームが持ち味だが、好きなクラブはドライバーという。

 その石坂のエースドライバーは、テーラーメイドのSIMグローレだ。SIMグローレといえば、ツアープロが使う印象はなく、むしろアマチュアの中でも「筋力がない」「体力が落ちて飛ばなくなった」人向けのクラブのイメージ。実際にJTカップ3日目のスタートホールでは、34歳の池田勇太に「若いのにこんなクラブ使って……。おじさんのクラブだよ。おっちゃんクラブ!」といじられていた。


 石坂は「10月のディライトワークスチャレンジ(Abema Tour)の初日から使っています。練習日まで別のドライバーを使っていたんですが、しっくりこなかったんです。テーラーメイドのツアーレップに相談したら、このドライバーをすすめられました。最初は『え? これってアマチュアの人用じゃないの?』って思いましたよ。構えても違和感があったんですが、池村(寛世)さんも使っていると聞き、いきなりだけど1度試合で使ってみようかと。そしたらバッチリハマりました(笑)。そこから使い続けていますが、飛距離も伸びて今まで以上の精度もあるので、当面は手放せないクラブですね」と、満足そうに話してくれた。(ダンロップフェニックス翌週のインタビューにて)


 夢は松山英樹のように米ツアーで活躍すること、という石坂。そのために飛距離アップ強化中で、現在、平均飛距離が300ヤード近くに伸びているという。相当な練習とトレーニングを行っているほか、クラブも貪欲に試している結果もその要因のひとつといえよう。たとえアマチュア向けと言われようが、ベストパフォーマンスを出せるクラブを使う。まさにこれこそ結果を出せるプロとしての資質といえる。JTカップ3日目を終わって27位タイと下位に沈んでいるが、この試合から多くを学ぶことで、来年はさらなる活躍が期待できそうだ。

(取材/文・和田泰史)

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