三井住友VISA太平洋マスターズ

国内男子

額賀辰徳が166試合目で悲願の初V! 稀代の飛ばし屋がつかんだ“逆転勝利”

息子2人とともに優勝を喜ぶ額賀辰徳 三井住友VISA太平洋マスターズ(2018)(最終日) 写真・佐々木啓
息子2人とともに優勝を喜ぶ額賀辰徳 三井住友VISA太平洋マスターズ(2018)(最終日) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 額賀 辰徳 -4 -9
2 S・H・キム -5 -7
3T ショーン・ノリス -4 -6
3T 藤本 佳則 -1 -6
3T 秋吉 翔太 +2 -6
3T 黄 重坤 -1 -6
7T 池田 勇太 -3 -5
7T 張 棟圭 -2 -5
7T 朴 相賢 +1 -5
10T 藤田 寛之 -4 -4
<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇11日◇太平洋クラブ御殿場コース・静岡県(7,262ヤード・パー70)>

プロ転向から13年、額賀辰徳が苦節の時期を経て悲願の初優勝を手に入れた。ツアー出場は本大会で166試合目。プロ転向後はなかなかツアーで成績を残せず、下部ツアーのチャレンジツアーが主戦場。今季はチャレンジツアー賞金ランク上位の資格でツアー前半戦に参戦するも、予選落ちが続くなど後半戦は出場機会をつかめず、本大会には主催者推薦で出場していた。

「このままゴルフをやっていても、優勝だったり、そういったステージに上がっていけないのかと葛藤のある時期だった。そういうモヤモヤが、優勝で全部なくなった感じです」と晴れやかな笑顔を見せた。

首位と3打差からスタートした最終日は、3番・パー5でチップインイーグルを決めていきなり1打差に迫った。その後は1バーディ・2ボギーと停滞して前半を終え、トップの秋吉翔太とは4打差に。しかし、後半10番でバーディを奪うと、さらにスコアを1つ伸ばしトータル8アンダーで最終18番を迎えた。この時点で、秋吉とは1打差。8番アイアンで打ったセカンドはグリーン奥にこぼれたが、そこから2mに寄せてバーディ奪取。最終組で回っていた秋吉がスコアを崩し、優勝が額賀の手に降りてきた。

額賀といえば、300ヤード超えのビッグドライブが代名詞。ツアーでは過去4度、ドライビングディスタンスで1位に輝いている。誰もがうらやむ“稀代の飛ばし屋”だが、「持ち味になっているのか、と考えた時期もあった。飛ばし屋は、ゴルフが難しいんじゃないかと思っていた。自分がヘタなだけなのに、それを理由にしてしまっている時もあった」と自身のプレースタイルに悩んだ時期もあった。しかし、「今はドライバーがいい感じになって、フェアウェイにいく回数も増えて武器になっていると思う」。今年から改修された新コースは、パー5からパー4に変わった6番(510ヤード)、11番(505ヤード)などの難関ホールが待ち受けるが、飛距離を存分に発揮して攻略。しっかり持ち味を生かして逆転優勝をつかみ取った。

翌年の賞金シード獲得が危ぶまれていたが、この優勝でその不安も消え去った。「来週はサードQTに行こうと思っていたので、ホテルもキャンセルしなきゃ! 何度もQTを経験している選手の一人でもあるので、本当にあそこはイヤなんですよね。シードを獲れるといいなと思っていたところで、まさかの優勝という感じです」と、シーズン終盤でこちらも“逆転”勝利となった。来年からは自慢のドライバーを武器に、ツアーで思う存分かっ飛ばしていく。(文・谷口愛純)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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