マイナビABCチャンピオンシップ
ジャンボ尾崎が口にした期待の言葉 それを聞いた石川遼が語った思い
石川遼、ジャンボ尾崎とファンの期待を胸に週末へ挑む マイナビABCチャンピオンシップ(2018)(2日目) 写真・鈴木祥
<マイナビABCチャンピオンシップ 2日目◇26日◇ABCゴルフ倶楽部・兵庫県(7217ヤード・パー72)>
ホストプロとして出場している石川遼は、4バーディ・3ボギーの「71」と1つスコアを伸ばし、トータル2アンダー・28位タイで予選ラウンドを終えた。
10番からスタートした前半は、「ミドルパットが入らず、ガマンのラウンドだった」という展開となった。それでも、15番、17番のバーディ(1ボギー)でスコアを伸ばした。後半は1、2番で連続ボギーを喫するも、その後2つ取り返しホールアウト。首位と9打差という位置から決勝ラウンドでの巻き返しを図る。
この日は、途中棄権したジャンボこと尾崎将司が「スタート時の会場の雰囲気が寂しいし、日本ツアーは遼に頑張ってもらわないと」と石川に対する期待を口にした。それを伝え聞くと、「ジャンボさんに、そうやって言ってもらえるのはすごく嬉しい」と話したうえで、自身の考えを口にした。
「今は自分の目標、『勝ちたい』という思いを実現することに向かってやっていくだけ。まだ数字がついてきていない」。そう言って表情を引き締めた。そして「もちろんギャラリーも入って欲しいし、テレビの視聴率も上がって欲しい。でも気持ちだけでは、どうにもならない。そうなるために、練習をするしかないと思っています」と決意をにじませた。
「まだ半分終わっただけ。残りの36ホールでいくつバーディを獲れるかチャレンジしていきます」と決勝ラウンドへの意気込みを示した石川。その後には練習場へ向かい、パット、ショットの確認を納得いくまで行った。その練習の脇には、今日も石川のあがりを待つ多くのファンが長蛇の列をなしていた。その期待に応えるためにも、明日以降も最善のプレーを見せ続ける。(文・間宮輝憲)
記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)
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