日本オープンゴルフ選手権競技

国内男子

日本OP優勝のチャンスも「全く頭にない」 49歳・藤田寛之の哲学

首位と4打差の3位タイで最終日を迎える藤田寛之 日本オープンゴルフ選手権競技(2018)(3日目) 写真・村上航
首位と4打差の3位タイで最終日を迎える藤田寛之 日本オープンゴルフ選手権競技(2018)(3日目) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 稲森 佑貴 -4 -11
2 竹安 俊也 -6 -8
3T 鍋谷 太一 -2 -7
3T 藤田 寛之 E -7
5T 岩田 寛 -3 -6
5T アンジェロ・キュー -2 -6
5T ショーン・ノリス -2 -6
8T 大堀 裕次郎 -3 -5
8T 時松 隆光 -2 -5
8T 片山 晋呉 -2 -5
<日本オープン 3日目◇13日◇横浜カントリークラブ(7,257ヤード・パー71)>

ベテランに悲願のタイトル獲得のチャンスが巡ってきた。日本男子ツアー「日本オープン」の第3ラウンドが行われ、6バーディ・2ボギーの「67」で回った稲森佑貴が通算11アンダーで単独首位に浮上した。3打差の2位には、この日のベストとなる「65」で回った竹安俊也がつけ、4打差の3位タイには鍋谷太一と藤田寛之が並ぶ。初優勝を狙う20代の3人とともに49歳の藤田が優勝戦線にいる。

ツアー通算18勝で2012年に賞金王を獲得した藤田だが、過去21回出場した日本オープンの最高成績は10年大会の2位。唯一「優勝したい」と狙っていた大会で、05年から6年間でトップ10入り5回とチャンスも多かったが、タイトルには縁がなかった。

首位と4打差の3位タイと絶好の位置で最終日を迎える。「現時点で自分の中ではタイトルどうのこうのというのは。全く頭にないですね……」。

悲願のタイトルがグッと近づいても期待の高ぶりはない。07年以降、賞金ランキングひとケタが常連だった藤田。40歳を過ぎて12勝を挙げ、12年の賞金王のほか、10年、14年に2位に入り、“中年の星”と呼ばれてきた。しかし、15年以降は勝ち星にも恵まれず、ここ3年は賞金ランキング30位前後が定位置。今季は、ここまで賞金ランキング67位と賞金シード圏外に低迷している。自分の枠から外れた大きな目標は口にしない。目の前の目標を1つ1つクリアするのが藤田の信条だ。かつての「日本オープン優勝」という目標から「ツアー優勝」「優勝争いを増やす」と徐々に下方修正し、今は「賞金シード確保」が現実的な目標だ。2週前の「トップ杯東海クラシック」で今季最高の8位タイに入ったが、同大会練習日に師匠の芹澤信雄にアドバイスをもらいショットが上向きになってきたところ。まだまだ「日本オープン優勝」とは考えられない。

83回目を迎える日本オープン。伝統のある大会は過去20年、ツアー未勝利で優勝したのは02年のデビッド・スメイル、09年の小田龍一の二人しかいない。稲森、竹安、鍋谷の3人はツアー未勝利者。経験という面では藤田が有利といえる。

「初優勝を目指すのと、エネルギー切れの自分とはいい勝負じゃないですか? 今の時代は勝っていないから勝てないという時代ではないと思います。勝っていない人でも優勝争いは経験しているし、強くてうまい子はいますから」

経験の面でも、冷静な分析で自分に過剰な期待はしない。「残り5ホールぐらいでチャンスが出てきたら考えるでしょうけど。コツコツですよ」。ラウンド後はいつも通りショットやパットの練習をこなして、最終日を迎える。

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