日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills

国内男子

市原弘大が相棒と果たした約束 18年目でつかんだ悲願の初Vと全英への切符

市原弘大、戦友との約束を果たし、全英行きのチケットをつかんだ 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills(2018)(最終日) 写真・村上航
市原弘大、戦友との約束を果たし、全英行きのチケットをつかんだ 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills(2018)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 市原 弘大 -5 -12
2 時松 隆光 +1 -11
3T 今平 周吾 -4 -9
3T キム・ヒョンソン E -9
5T 宮本 勝昌 -2 -8
5T 星野 陸也 -2 -8
5T 近藤 智弘 +1 -8
5T ブラッド・ケネディ +1 -8
9T ブレンダン・ジョーンズ -4 -7
9T 稲森 佑貴 -3 -7
<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 最終日◇3日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,384ヤード・パー71)>

「優勝よりも、周りが喜んでいるのを見たときがすごく嬉しかった」と微笑んだ市原弘大。そんな心優しき男が、日本タイトルをかけた決戦のラストシーンで、熱いドラマを見せた。

首位と5打差の7アンダー・5位タイから出た最終日。前半を4バーディ・ノーボギーで折り返し、単独首位に立つ時松隆光とは2打差で後半へ。後半はボギーを3つ叩きながらもバーディを奪い返し、首位と1打差のトータル11アンダーで迎えた最終18番・パー4。

ファーストカットから5番アイアンで打ったセカンドショットは、グリーンを大きくオーバーしたが、グリーン奥に設置されたスタンド席の壁に当たってボールが止まった。救済でドロップし、サンドウェッジで打った15ヤードのアプローチはカップへと吸い込まれてチップイン。首位タイに並ぶ奇跡のバーディ奪取にも、市原は穏やかな笑顔で両手を天に掲げた。

1組うしろの最終組、1打差で単独首位を走っていた時松は17、18番と連続ボギー。1打差がひっくり返り、悲願の初優勝に加え、2016年以来2年ぶり3度目の「全英オープン」出場権が市原のもとに降ってきた。

プロ転向から18年目でつかんだ初優勝の影には “エースキャディ”の支えがあった。本大会でバッグを担いだのは、2011年から度々タッグを組んできた臼井泰仁氏。「(コンビを組むのは)1年前のカシオワールドオープン以来。もともと年に5試合ずつくらいでしたが、ぼくにとってはエースキャディです」と、絶大な信頼を置く。

16年の全英オープンで涙の予選通過を果たした市原だが、このときにキャディを務めたのも臼井氏。昨年末頃から、今年は市原とともに全英にいくと意気込んでいた。「ミズノオープンで全英行きのチケットが4枚あるけど、(ミズノオープン会場の)ザ・ロイヤルが弘大さんに向いているかわからないので、この大会にかけようと思った」と臼井氏。今年2月に「400万稼いでくれ。そうすれば、ここで勝って全英に滑り込めるから」と市原に頼んだという。

そして、その約束を見事果たして見せた。「実感はないけど、これから大変。5年シードも大きいし、それに恥じないよう、これからさらに気を引き締めてやっていかないと」。2人でつかみ獲った勝利の重さを噛み締めた。(文・谷口愛純)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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