トップ杯東海クラシック

国内男子

「ワールドランキングを上げたい」小平智 次は未経験の年間複数勝利を目指す!

ワールドランクを上げたいと語った小平智 トップ杯東海クラシック(2017)(最終日) 写真・佐々木啓
ワールドランクを上げたいと語った小平智 トップ杯東海クラシック(2017)(最終日) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 小平 智 -3 -14
2 時松 隆光 -3 -13
3T 片山 晋呉 -3 -12
3T キム・ヒョンソン -1 -12
5 アンジェロ・キュー -1 -11
6T ハン・リー -6 -10
6T 武藤 俊憲 -5 -10
6T 星野 陸也 -2 -10
9T 宮里 優作 -4 -9
9T 重永 亜斗夢 -4 -9
<トップ杯東海クラシック 最終日◇1日◇三好カントリー倶楽部西コース (7,325ヤード・パー72)>

トップ杯東海クラシック最終日、小平智が5バーディ・2ボギーの“69”で回り、通算14アンダーで混戦を制した。小平は今季初勝利で、ツアー通算5勝目となった。

「最終18番ホールのパーパットだけはさすがに緊張しました。あのパーパットを沈めることができたのが大きかったですね」。真っ黒に日焼けした顔をほころばせながら、優勝シーンを振り返った小平。

1打リードで迎えた18番、ティショットを右に曲げて、ボールはスッポリとラフの中に沈んでいた。グリーンまで届かない距離ではなかったが、一つ間違えるとグリーン右手前の池やグリーン奥のラフにつかまる恐れがある。それならばと、一度フェアウエーに2打目を刻む作戦を選んだ。その作戦が見事に的中する。ピンまで残り85ヤードの距離をピン上1.5メートルにつけたのだ。それをカップのど真ん中から沈め、右手で握りこぶしをつくるガッツポーズを見せた小平。今季はトップテンに9回入りながら、一度も優勝していなかった。その原因はパッティングにあると思い、テークバックを小さくするなど試行錯誤をしながら、自信を回復していた。それを土壇場で証明できたことが何よりもうれしかった。同時に、優勝できずにじくじたる思いがあったが、その呪縛からようやく解き放たれたことで自然と笑顔になった。

今回の優勝で賞金ランキング1位に躍り出たが、「それよりも今はワールドランキングを上げたいですね。そのために今まで達成していない年間複数勝利を挙げたいです」という。今大会を迎えた時点で小平のワールドランキングは97位だったが、今大会を制したことで間違いなく順位は上がる。しかも、海外選手が参戦する秋の陣もまだ控えているだけに、小平が目指す50位以内も夢ではない。

「マスターズにも出場してみたいですし、いずれは米ツアーで戦いたい気持ちはあります。できれば、QTを受けるよりも、メジャーなどで上位に入り、米ツアーの入れ替え戦に出場できるだけのポイントを稼げればいいですね」と、青写真を描く小平。28歳の夢は果てしなく広がっていきそうだ。

文/山西英希

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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