長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ
スイング調整で前向き!片岡大育が今季初の首位スタート
初日の自己ベスト“64”で首位発進を決めた片岡大育 長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ(2017)(初日) 写真・村上航
<長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ 初日◇6日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,178ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」初日。28度まで気温の上がった北の大地で、南国・土佐出身の片岡大育が自身の初日における最小スコアを更新する“64”をマークし、今季初のトップスタートを決めた。
「前半の12番でバーディを取れて落ち着いた」という片岡。出だしの10番、11番のチャンスを逃して迎えた12番。「ピンの左、約7メートル、きついスライスラインだったけどジャストタッチだった」というバーディパットを決めると、その後、前半のインで2つ。後半のアウトで5つのバーディをゲット。終わってみれば8バーディ・ノーボギーの8アンダー。昨年優勝した「トップ杯東海クラシック」での首位タイ以来となる初日トップスタートとなった。
好調の要因に、「調子が良くなかった」スイングの調整を挙げた片岡。今季は飛距離アップのために強い球筋を求めるあまりハンドファーストが強くなりすぎて、インパクトでフェースが開いていた。そのチェックポイントに気づいたオープンウィーク期間中に青山充コーチと改善に取り組み、自身が望む「ボールを押し込む感じ」に修正。気持ちが前向きになれたという。
「クラブも振れていて、自分的には飛んでいる」と飛距離についても手ごたえを感じている片岡。今季の国内開催ツアー7戦中6戦で予選を通過という安定感で、今季初優勝を目指す。
記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)
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