東建ホームメイトカップ
梁津萬、藤田寛之へのリベンジに成功!次の目標は2020年東京五輪出場
梁、カップをもってこの笑顔!超嬉しそう 東建ホームメイトカップ(2017)(最終日) 写真・米山聡明
<東建ホームメイトカップ 最終日◇16日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>
2位以下に3打差をつけてスタートした梁津萬(中国)だが、前半のハーフでスコアを1つ落とす。一時は2つ前を回る藤本佳則に逆転されたが、梁にあせる気持ちはまったくなかった。「ライバルは同組の藤田(寛之)さんだと思い、ずっと意識していました」というように、あくまでもターゲットは藤田だったのだ。
その理由はただ一つ。14年のアールズエバーラスティングKBCオーガスタでのリベンジを果たしたかったからだ。この試合、最終組で回っていた梁は7組前を回っていた藤田に追いつかれ、プレーオフで戦うことになる。5ホールに及んだプレーオフの末、梁は敗れてしまった。藤田とはそれ以来のラウンドだった。当然、心に期するものはある。
「楽しむ気持ちを忘れずに、心の中では真剣勝負を挑みます」という言葉通り、藤田のスコアを意識しつつ、目の前の一打に集中した梁。気がつけば、後半のハーフでバーディを4つ奪い、藤本を再逆転していた。15年の日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ以来、日本ツアーで2勝目を挙げた梁。将来的には東京五輪の代表になることが目標だという。昨年のリオデジャネイロ五輪に出場できなかったことが本当に悔しいと思っているだけに、藤田に続いて、リベンジを果たしたいところだ。
記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)
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