日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯
谷原秀人「メジャーを取っていない自分をさみしいと思っていから、すっきりしました」
谷原秀人 日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯(2016)(最終日) 写真・佐々木啓
日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯(7月7日~7月10日、北海道・北海道クラシックゴルフクラブ、7094ヤード、パー72)
主な選手の最終日コメント
谷原秀人(1位、9バーディ、ノーボギーの63、通算22アンダー)
「本当にめちゃくちゃうれしいです。もう(最終組の内の)3人だけで、昨日のバックナインから今日の18ホールもバーディ合戦の勝負でした。ギャラリーの方々からも『すげぇ、すげぇ』と声をかけられて。これだけ盛り上がって最終的には自分が勝てたのはよかったですね(笑)。本当に今日は追いつくのに必死でした。でもちょこちょこついていけば、チャンスはあるだろうと思っていました。メジャーを取っていない自分もさみしいと思うところもあったので、これでやっとすっきりしましたね」
武藤俊憲(2位、9バーディ、3ボギーの66、通算22アンダー)
「完全に運がなかったです。そうとしか言いようがない。中断で体がまったく動かなかったです。まぁしょうがないですね。(谷原は)9アンダーですし、いいゴルフしていましたから。どっちが勝ってもおかしくない状況でしたが、谷原のほうが内容もよかった」
宋永漢(3位、8バーディ、1ボギーの65、通算20アンダー)
「(4日間)もったいないな、という気持ちもありましたが、自分の中では満足です。最終日もいいプレーヤーと戦えましたし。3人ともに大きなミスもなく、バーディを取るたびに3人とも集中力を高めていったと思います。いい勉強になりました」
倉本昌弘(日本プロゴルフ協会会長)
「武藤君が自分で負けにいった形になっちゃったかな。でも、3人が本当に素晴らしいプレーをしていました。われわれのセッティングで予想したスコアは4位のスコア(13アンダー)なので、最終日に3人が3人、こんなスコアを出すのは本当に素晴らしいです」