パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ
前半29で回った池田勇太が混戦を抜け出して今季初優勝
池田勇太 パナソニックオープンチャンピオンシップ(2016)(最終日) 写真・村上航
パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ(4月21日~4月24日、千葉県・千葉カントリークラブ 梅郷コース、7130ヤード、パー71)
日本ツアーとアジアンツアーとの共同主管試合のパナソニックオープン最終日は、首位と2打差に8人がひしめく混戦模様。2打差の3位タイから出た池田勇太が、この日ベストスコアとなる7バーディ1ボギーの6アンダー、65で回り、通算13アンダーで逆転で今季初優勝。ツアー通算14勝目を挙げた。
2打ビハインドでスタートした池田は、1番(パー4)で幸先よくバーディを奪うと、この日の平均ストローク4・520と難度1位の2番(パー4)で、グリーン右奥からチップインバーディ。難関ホールをバーディとして良い流れを作った。その後も切れ味するどいアイアンショットでチャンスを演出。4番(パー4)でバーディを奪って単独首位に踊り出ると、前半だけでさらに3つ伸ばしてハーフ29。後続を突き放して迎えた後半は、常勝者らしく危なげないゴルフを展開。18番(パー5)はバーディフィニッシュで2位に3打差をつけて優勝を手繰り寄せた。
通算10アンダーの2位タイには、先週の優勝者でこの日4バーディ1ボギーの68で回った金庚泰とM・フレーザー。4位には5バーディノーボギーの66で回った今平周吾が入った。
4度目の最終日最終組で初優勝を狙った市原弘大は、2バーディ2ボギーの71とスコアを伸ばせず、通算8アンダーでS・カプールと並んで5位タイに終わった。
<最終結果>
1位 池田勇太(-6、通算-13)
2位T 金庚泰(-3、通算-10)
M・フレーザー(-3、通算-10)
4位 今平周吾(-5、通算-9)
5位T 市原弘大(0、通算-8)
S・カプール(+1、通算-8)
7位 T・クロンパ(0、通算-7)
8位 王 情訓(-1、通算-6)
9位T 呂 偉智(-3、通算-5)
片山晋呉(-3、通算-5)
永野竜太郎(-1、通算-5)
武藤俊憲(0、通算-5)
洪 健堯(+2 通算-5)