三井住友VISA太平洋マスターズ

国内男子

曲がらない稲森佑貴、ショット復調で怖い存在に

首位と3打差の4位タイに浮上した稲森佑貴 三井住友VISA太平洋マスターズ(2015)(3日目) 写真・佐々木啓
首位と3打差の4位タイに浮上した稲森佑貴 三井住友VISA太平洋マスターズ(2015)(3日目) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 片山 晋呉 -2 -14
2 タンヤコン・クロンパ -1 -13
3 バッバ・ワトソン E -12
4T 稲森 佑貴 -5 -11
4T I・J・ジャン -4 -11
4T 武藤 俊憲 E -11
4T 宮里 優作 E -11
8T 藤本 佳則 -5 -10
8T 黄 重坤 -5 -10
8T 小田 孔明 -4 -10
三井住友VISA太平洋マスターズ(11月12日~15日、静岡県・太平洋クラブ御殿場C、7246ヤード、パー72)

 大会3日目、12アンダーでスタートしたトップ3人が思うように伸ばせない中、6アンダー15位タイから出た稲森佑貴が5バーディ、ノーボギーで11アンダーまでスコアを伸ばし、4位タイに浮上した。

「今日はアイアンショットが良かったです。雨で飛距離が落ちてしまったけど、その分グリーンが軟らかくなってピンをデッドに狙えました」

 21歳の稲森は、今季が本格参戦1年生だが、早々にシード入りを決めている。平均飛距離は267ヤードと、けっして飛ぶタイプではないが、曲がらないショットで今季は安定した成績をあげてきた。

ところが先週7試合ぶりに予選落ちを喫し、2カ月以上ほとんど実家の鹿児島に帰っていないことを思い出し、心機一転リフレッシュのために帰郷したことがこの活躍につながっているという。

「(7試合連続予選通過の前はフジサンケイクラシックで予選落ち)実家の鹿児島に帰ったのは、フジサンケイの後に免許の更新で一日帰ったくらい。先週久々に予選落ちしてリフレッシュしようと思い立って、実家(ゴルフ練習場)に帰って鏡を見ながらスイングをチェックしていて、アドレスをハンドファーストに変えたんです。やっぱり、こうやって連戦が続くといつの間にかハンドレートの構えに変わったりするんですが、そういえば良かった時はハンドファーストの構えだったなと。ドライバーもアイアンもパターも、ハンドファーストに構え方を修正したら、すごく振りやすくなって良くなりました」

 現在、フェアウエーキープ率は堂々の1位。そして、パーオン率も4位。飛距離は出ないが、ドライバーもアイアンも、ツアー1、2を争う曲がらないショットを持つ男がショットに手応えを得ているとなると、雨予報の明日は怖い存在になりそうだ。

「晴れたら晴れたで、転がっていつもの飛距離に戻りますし、雨なら雨で逆手に取って、今日みたいにグリーンが軟らかくなってデッドにいけるし。この大会は初出場ですが、このコースがすごく好きになったんです。すごく綺麗で富士山が見えるホールもあって。とにかく明日は攻める姿勢で楽しんでできたら」

 首位の片山晋呉とは3打差。雨予報の明日、ツアーで最も曲がらない若者の初優勝が見られるか。

文・長岡幹朗

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