マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント
金 庚泰が単独首位! 稲森佑貴ら4人が1打差の2位タイ
念願のツアー初優勝に向けて初日を1打差の2位タイでスタートした稲森佑貴 マイナビABCチャンピオンシップ(2015)(1日目) 写真・佐々木啓
マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント(10月29日~11月1日、兵庫県・ABCGC、7130ヤード、パー71)
マイナビABCチャンピオンシップが開幕。初日は現在賞金レースのトップに立つ金 庚泰(韓国)が5アンダーの単独首位に立った。先週2位タイに入るなど好調な若手21歳の稲森佑貴が1打差の2位タイにつけた。前年度優勝の小田龍一は3オーバーの58位タイと出遅れた。
現在賞金ランキングで2位の池田勇太に4000万円以上の差をつけて首位を走る金 庚泰が今季5勝目に向けた好スタート。1番、2番を連続バーディで発進、前半を4アンダーで折り返し、後半も2バーディ、1ボギーでスコアを伸ばし、6バーディ、1ボギーの66。2位に1打差の5アンダーで単独首位に立った。
前週は最終日まで優勝争いに加わり、惜しくも2位タイになった稲森佑貴が4バーディ、ノーボギーの67で回り、4アンダーの2位タイと好調ぶりを見せた。同じく2位タイに張 棟圭、黄 重坤、、H・W・リューの韓国勢が並んだ。
高山忠洋、呉 阿順(中国)が3アンダーの6位タイ。2アンダーの8位タイには手嶋多一、谷口徹、宮本勝昌のベテラン勢や武藤俊憲、宮里聖志など9人が並んでいる。
前週逆転優勝を挙げた松村道央は2バーディ、2ボギーの71で回り、イーブンパーの23位タイ。稲森とともに2位タイと健闘した堀川未来夢は2オーバーの45位タイで初日を終えた。
ディフェンディングチャンピオンの小田龍一は1バーディ、4ボギーの74、3オーバーの58位タイ。大会ホストプロの矢野東と井上信は、ともに75で4オーバーの69位タイと出遅れた。