HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF

国内男子

3年ぶり優勝の李京勲「勝因は飛距離アップです」

今週から投入した新ドライバーで勝利を引き寄せた李京勲 HONMA TOURWORLD CUP(2015)(最終日) 写真・鈴木健夫
今週から投入した新ドライバーで勝利を引き寄せた李京勲 HONMA TOURWORLD CUP(2015)(最終日) 写真・鈴木健夫

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 李 京勲 -4 -16
2T 小田 龍一 -8 -15
2T 呉 阿順 -6 -15
2T 手嶋 多一 -4 -15
2T 近藤 智弘 -1 -15
6T リャン・ウェン・チョン -4 -14
6T 宮里 優作 -2 -14
8T 池田 勇太 -6 -13
8T 黄 重坤 -5 -13
8T 高山 忠洋 -3 -13
HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF(10月8日~11日、茨城県・石岡GC、7071ヤード、パー71)

 最終日は15アンダーまで到達した選手が5人も出る大混戦となり、一打差で振り切ったのは首位と2打差の12アンダー2位からスタートした李京勲(イ・キョンフン、韓国)だった。

 朝から雨模様の中、最終組はちぐはぐな内容を繰り返していた。2打差をつけての首位ででた近藤共弘は「前日までよかったパッティングが(雨の影響で変わった)グリーンコンディションにうまく合わせられず、ラインも読めなかった」

 12アンダー2位タイスタートの宮里優作も「(雨の影響で)グリーンが重くて打たなくちゃと思ってミスパットにつながってしまった」と、チャンスホールが続く前半ハーフで思うように伸ばせない。そんな中、2番でバーディを奪った李京勲だが、バーディの後ボギーがくる展開で、こちらもピリッとしないプレーで前半を終えた。

「前半はスイング的にタイミングが合わなくて苦しんでいました。前半のハーフで、最低2つ3つは取るつもりだったのですが」

 流れが変わったのはサンデーバックナインだ。宮里が11番から3連続ボギーと優勝戦線から脱落。そして、近藤もショットを付けきれず、パットも入らず思うように伸ばせない。そんな中、ツアー屈指のショットメーカーの李が本領発揮だ。

 前半とは別人のようにティショットが安定し始め、アイアンはピンを刺す。12番からの3連続バーディで15アンダーに到達。李が16番を迎えたころ、小田龍一、呉阿順、梁津萬、近藤が猛追を見せ、15アンダーに到達したが、このホールでバーディを奪い、ついに抜け出す。続く17番のパー3でもピンの根元に突き刺し、50センチのタップインバーディで17アンダー。追いすがる選手に痛烈なダメージを与える一打となった。

「後半からはラクな気持ちで振るようにしました。するとスイングリズムもよくなったんです。3連続バーディの後、15番でボードを見たらトップにいて、他の選手もすごく伸ばしていることがわかったので、さらに気合を入れていきました」

 最終ホールのティショットをバンカーに入れ、寄せきれずにボギーをたたいたが、近藤がバーディパットを外し、結果一打差で逃げ切り、3年ぶりの優勝を果たした。

 しかし、日本のツアーの中でも指折りのショットメーカーと選手の間でも認められる李が、なぜ3年間も勝てなかったのだろうか。

「日本に初めて来た時よりも、ここ最近は飛距離が落ちてしまって。やっぱり、日本のコースはすごく狭いから、ボールコントロールがすごく大事だと思ってコントロールショットの練習を増やしてスイングが小さくなっていたんです。それで飛距離も落ちていたんですが、今週思い切ってテーラーメイドのM1ドライバーに替えたんです。そしたら15ヤード以上飛距離が戻って、今週は思い切って振れるようになりました。勝因は飛距離が伸びてプレーの質が変わったことですね。あ、でも、3番アイアンはホンマさんのTW-Uを入れてますよ。すごくいいクラブです」

 と、スポンサーの試合とあって、リップサービスを忘れなかった李。今後は裵相文(べ・サンムン)や松山英樹を追って、PGAツアーや世界トッププレーヤーを目標にしているという李。また1人、怖い選手が覚醒してしまった。

文・長岡幹朗

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