トップ杯東海クラシック
金亨成がプレーオフを制して今季初優勝! 石川遼は後半伸ばせず6位タイで終了
昨年の中日クラウンズに続き、ツアー通算4勝目を挙げた金亨成 トップ杯東海クラシック(2015)(最終日) 写真・鈴木祥
トップ杯東海クラシック(10月1日~4日、愛知県・三好CC西C、7315ヤード、パー72)
大会最終日。通算12アンダーで並んだ金亨成(韓国)と片山晋呉によるプレーオフに突入。2ホール目でバーディを奪った金が片山を下し、今季初優勝を決めた。期待された石川遼は通算8アンダーの6位タイに終わった。
首位タイから出た最終組の池田勇太が2番パー5でイーグル発進を決め、続く3番、5番をバーディと序盤で混戦から抜け出すと、7番でボギーをたたいたものの、前半で3つ伸ばして通算11アンダー。2位以下に2打差をつけてこのまま逃げ切るかと思われたが、後半は一転、バーディを奪えずに18番のボギーで通算10アンダーの3位タイに終わった。
1打差の3位タイ、一つ前の組からスタートした石川遼は、1番、2番を連続バーディを奪い、一時首位に立ったものの、続く3番でボギーをたたくと11番まではパーセーブが続き、後半も3バーディ、3ボギーと伸ばせず71。通算8アンダーの6位タイに沈んだ。
6位タイから出た金亨成が、3番でボギーが先行したものの、5番、6番の連続バーディで前半一つ伸ばすと、後半は5バーディの猛チャージで、7バーディ、1ボギーの66をマークして、通算12アンダーで先にホールアウト。
池田と同じ最終組で1打差から出た片山晋呉は、3番、8番と前半で二つ伸ばし、後半も10番から3連続バーディを奪い、ノーボギーのラウンドで67。通算12アンダーで金と首位に並んでホールアウトし、戦いは二人のプレーオフへ持ち込まれた。
18番パー4の繰り返しで行われたプレーオフ1ホール目は両者パー。続く2ホール目で片山は2オンできず、チャンスにつけた金がバーディパットを沈めて決着。金が今季初優勝、昨年の中日クラウンズ以来のツアー通算4勝目を挙げた。
朴相賢(韓国)が通算10アンダーで池田と並んで3位タイ。通算9アンダーの5位に小田龍一、石川と並ぶ通算8アンダーの6位タイには川村昌弘とS・H・ベクが入った。