アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ

国内男子

金 庚泰、新スイングを手に入れて自己最高の年間4勝目

2位に5000万円以上の差をつけて賞金王レースを独走する金 庚泰 ダイヤモンドカップゴルフ(2015)(最終日) 写真・村上航
2位に5000万円以上の差をつけて賞金王レースを独走する金 庚泰 ダイヤモンドカップゴルフ(2015)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 キム・キョンテ -2 -9
2T 武藤 俊憲 -3 -6
2T 池田 勇太 -1 -6
4 松村 道央 -5 -5
5T 高山 忠洋 -3 -4
5T 稲森 佑貴 -1 -4
7T 片山 晋呉 -4 -3
7T 谷原 秀人 -3 -3
7T 片岡 大育 -2 -3
7T 小平 智 +2 -3
アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ(9月24日~27日、茨城県・大利根CC西C、7101ヤード、パー70)

 2010年以来2度目の賞金王に向けて爆走中だ。最終ラウンドを首位で出た金 庚泰が、3バーディ、1ボギーの68、2アンダーと伸ばして、通算9アンダー、2位に3打差をつけて逃げ切った。フジサンケイクラシックについで、出場2試合連続優勝で今季4勝目を挙げた。

 2打差の2位で出た池田勇太と小平智は前半で伸ばすところか逆にスコアを落とす。二人を尻目に、金は3番(パー3)でティショットを80センチにつけてバーディを奪うと、その後はパーセーブを繰り返す。

 13番では最終組の一つ前で回る武藤俊憲が7アンダーで首位に並んだが、金も13番(パー5)で3メートルをねじ込んで引き離す。武藤が14番で3パットのボギーと後退し、金が逃げ切った。

「最終日はピン位置が難しくなって、無理に狙えないので長いパットの距離感が大事だと思っていました」

 その言葉どおり、パーオンを逃したのはわずかに2回。5メートルほどのチャンスは決められなかったが、長い距離のパットが残ってもほぼタップインでパーセーブできる抜群のタッチで、ピンチを招くことなく後続にスキを見せなかった。

 2010年に年間3勝を挙げて賞金王を獲得した当時の強さを彷彿とさせる。しかし、あれほど強かった金が昨年、一昨年のシーズンは調子を落として未勝利に終わった。

「昨年のこの時期は、こんなにゴルフが難しいのかと思っていました。今年は結婚もしたし、子どもも生まれたし、いいことばっかりです」

 自身初となるシーズン4勝目に運気が向いているかのように話したが、復活に向けての準備もしっかりやってきた。

「今までショットで振り遅れることが、トップスイングをコンパクトにしました。今までとタイミングが違うので難しかったですけど、開幕当初からいい球が打てていたので自信を持てました」

 10年のころとは違ったスイングで、精度の高いショットを手に入れた。目指すは、2度目の賞金王だ。

「賞金王はその年一番よかった人がなるもので、簡単ではありません。まだ(優勝賞金)4000万円の試合が5試合もある。調子のいい選手も多いので、最後まで頑張るしかない」

 獲得賞金は1億円を超え、賞金ランキング2位の岩田寛に約5200万円の差をつけたが、ツアー終盤戦に向けて勝って兜の緒を締めた。

文・小高拓

このラウンドのニュース

このトーナメントのニュース

関連ニュース

関連フォトギャラリー

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

トーナメントプロ公式サイト・ブログ