フジサンケイクラシック

国内男子

苦しみながらも今季3勝目を挙げた金 庚泰「賞金王を狙う!」

ティショットで苦戦しながらも1打差で逃げ切った金 庚泰 フジサンケイクラシック(2015)(最終日) 写真・鈴木祥
ティショットで苦戦しながらも1打差で逃げ切った金 庚泰 フジサンケイクラシック(2015)(最終日) 写真・鈴木祥

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 キム・キョンテ +2 -9
2 李 京勲 -3 -8
3 川村 昌弘 -1 -7
4T 岩田 寛 -6 -6
4T 薗田 峻輔 -5 -6
6T 平本 穏 -3 -5
6T マシュー・グリフィン -1 -5
6T ブラッド・ケネディ +2 -5
9T 小池 一平 -1 -4
9T S・K・ホ E -4
フジサンケイクラシック(9月3日~6日、山梨県・富士桜CC、7471ヤード、パー71)

 フジサンケイクラシックの最終ラウンドが行われ、11アンダーの首位からスタートした金 庚泰(韓国)が、2バーディ、4ボギーの73で回り、通算9アンダーで逃げ切り優勝を果たした。

 苦戦は想定内だった。前日の3日目はスコアを伸ばしたものの、ティショットで木に当たるミスがすべて打ちやすいところに出てくる幸運に恵まれており、実はティショットに不安を抱えていた。

「スタート前から苦戦を予想していました。今日1オーバーだと、プレーオフも覚悟していましたが、実際は一時3オーバーまで行ってしまって……。振り返ると、15番のロングが一番大きかったですね。ティショットで木の真後ろにいって、2、3、4打目と、難しいライばかりでしたが、ダブルボギーも覚悟したものの、何とかパーでしのげた」(金)

 最終18番では、1打差に迫る川村昌弘と共に、2打目がバンカーに入り、二人とも同じような距離のパーパットを残す。先に打った川村が外すも、金が外すと李 京勲とのプレーオフになる場面。この土壇場で過去の経験値が生きた。

「2012年に勝った時より、少し奥でしたが、似た位置からのパットでした。その時はスライスラインだったけど、今回はどう見てもフックラインに見える。やはり少し奥の位置だからなんですね。読んだ通り、最初はフックして後は真っすぐカップインさせることができました。このコースは好きなんですよ。苦手な(グリーンが高麗の)芥屋GCの後だからか、余計にラインがハッキリ読めるんです」

 これで今季3勝目を挙げ、賞金ランクも独走中だが、昨年はまったくいいところが無く、ティショットは曲がりに曲がり、プレーもちぐはぐだったとか。また、以前賞金王になった2010年とは違い、現在のスイングは長持ちするはずとの実感を持っている。

「初めての賞金王になったころのほうがショットの精度はよかったです。前はタイミングと感覚の二つだけで打っていた。でも、今はきちんと(頭で整理して)スイングで打っています。前は手首にムリがあったけど、今は大丈夫。故障せずに長持ちするはず。いま2勝目から3勝目を挙げましたが、これは大きな違いです。1勝すると、もういいやと安心してしまうのが人間の性ですが、そういう状態ではダメ。勝ってからも自分自身にプレッシャーをかけていくことが大事。秋の大事な試合も続きますし、この調子で賞金王を狙いたいです」

 現在賞金ランクトップで、平均ストローク、パーオン率、パーセーブ率も1位と、死角の見当たらない金。この男を脅かす日本人プレーヤーの存在が待たれる。

文・長岡幹朗

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