ダンロップ・スリクソン福島オープン

国内男子

バーディ合戦の今大会、松山英樹は届くか!?

ショット、体調に不安を残す中、確実にスコアを伸ばした松山英樹 ダンロップ・スリクソン福島オープン(2015)(2日目) 写真・佐々木啓
ショット、体調に不安を残す中、確実にスコアを伸ばした松山英樹 ダンロップ・スリクソン福島オープン(2015)(2日目) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1T S・K・ホ -5 -11
1T 小平 智 -6 -11
1T 宋 永漢 -7 -11
4T 小田 孔明 -5 -10
4T 貞方 章男 -5 -10
4T プラヤド・マークセン -7 -10
4T キム・キョンテ -8 -10
8T 權 成烈 -5 -9
8T 室田 淳 -3 -9
8T 高橋 竜彦 -7 -9
ダンロップ・スリクソン福島オープン(7月23日~26日、福島県・グランディ那須白河GC、6954ヤード、パー72)

 大会2日目は、初日首位タイのS・K・ホが8バーディ、1ダブルボギー67で回り、通算11アンダーで首位をキープ。同じく11アンダーには宗永漢と小平智。小平は7バーディ、1ボギーの66とスコアを伸ばし、ディフェンディングチャンピオンの意地を見せた。また、1打差の通算10アンダーには、貞方章男、小田孔明、金庚泰、プラヤド・マークセンの4人。2打差の9アンダーには、ツアー最年長優勝記録を還暦の誕生日に迎えたい室田淳ほか3人と、バーディ合戦で混戦模様となっている。

 初日に引き続き、首位をキープしたホ。初日は前半のアウトだけで6アンダーと爆発したが、2日目も前半のインだけでまたもや6アンダーと快調にバーディを重ねた。前日の「ショットの調子はよくない」との言葉は何だったのか。

「今日もティショットの調子がよくない中で、仲のいい同組の貞方プロと一緒にスコアを伸ばせました。セカンドショットがまずまずで、グリーンの傾斜がきついのですが、ピンを狙う時に絶対にいってはいけない方へいかせず、運もあって伸ばせました。(7番のティショットのOBは)風向きがいつもと逆でちょっと不安な気持ちのまま打ってしまったけど、最終ホールでバーディを取れたので、貞方プロと三日間同じ組というのはなんとか避けられましたね。ただ、このコースはどの選手も爆発的に伸ばすチャンスがあるから先はわからないですよ」(ホ)
7年ぶりの優勝に向けて首位をキープして決勝ラウンドへ進んだS・K・ホ ダンロップ・スリクソン福島オープン(2015)(2日目) 写真・佐々木啓
7年ぶりの優勝に向けて首位をキープして決勝ラウンドへ進んだS・K・ホ ダンロップ・スリクソン福島オープン(2015)(2日目) 写真・佐々木啓 【拡大】
 ディフェンディングチャンピオンの小平智は、学生時代から近隣の棚倉田舎Cで合宿を張るなど縁のある土地であり、東日本大震災の復興の意味合いある今大会の連覇に燃えている。

「このコースはフェアウエーに傾斜があって、ティショットでその傾斜をどう使うか、というイメージがわきやすくて、自分にとっては非常に相性がいいです。学生時代からの縁のある土地で懐かしい気持ちもあります。また、震災で被害に遭われた方へ何か力になれないか、と考えて、昨年のこの大会で優勝して(福島県西郷村社会福祉協議会へ)軽自動車の寄贈を行いました。この大会の初代チャンピオンとしても、非常に思い入れのある大会なので、連覇してまた寄贈したいです。(優勝スコアは)20アンダーに設定していて、一日5アンダーの計算でやりたい。今日は一つ貯金ができたので、明日も増やしていければ」(小平)

 今大会最大の注目である松山英樹は、5バーディ、ノーボギーの67で回り、通算7アンダーの18位タイに浮上。この日はティショットでほとんどドライバーを使用せず、前日に警戒していた深いラフを避け、確実に3Wやアイアンでフェアウエーをとらえた作戦が奏功した。

「(昨日よりショットに手応えはあるか)ティショットはドライバーをあまり握っていないので、フェアウエーはキープできましたけど。セカンドに関してはチャンスも多かったので、いい感じかなと思います。まだ不安はありますが。本当はそれがなくなればいいのですが、なかなかそうもいかないと思うので、今日のように落ち着いてプレーできれば」

 と、自身のプレーに及第点を与えつつも、まったく満足のいく出来ではない様子。初日より少し体調は楽になったが、湿度に慣れないといい、まだ時差ボケも残るようだ。これについて同組の中嶋常幸も「英樹は昨日が1割、今日はまだ2割くらい。明日3割、最終日で5割くらいじゃないかな。気持ち的には優勝して東北の人たちを元気づけたいと思っていると思うけど、体が戻るかな・・・・・・」と心配していた。

 2日目は、夜中に降った雨の影響で、フェアウエー、グリーンともに軟らかく、好スコアが連発した。この日のベストは2013年以来のツアー出場となる川満歩で、自身ツアーでのベストスコアとなる63(9アンダー)をマーク。実力者の宮里優作、金庚泰が64(8アンダー)、ベテランの矢野東、横尾要、髙橋竜彦、宮本勝昌、プラヤド・マークセン、宗永漢が65(7アンダー)と、すさまじいバーディ合戦となっている。万全な状態ではない松山が、明日以降の伸ばし合いにどこまで割り込めるか、注目が集まる。

文・長岡幹朗

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