ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント

国内男子

金 庚泰、強さを取り戻した理由は「鬼から父へ!」

賞金王に輝いたときの強さを取り戻し、今季2勝目を挙げた金 庚泰 ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント(2015)(最終日) 写真・鈴木祥
賞金王に輝いたときの強さを取り戻し、今季2勝目を挙げた金 庚泰 ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント(2015)(最終日) 写真・鈴木祥

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 キム・キョンテ -5 -20
2T 趙 珉珪 -7 -19
2T ブラッド・ケネディ -2 -19
2T J・B・パク E -19
5 池田 勇太 -3 -18
6T 小田 孔明 -4 -17
6T 朴 相賢 -3 -17
8T マシュー・グリフィン -3 -15
8T 宋 永漢 -3 -15
10T 白 佳和 -5 -14
ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント(7月9日~12日、兵庫県・ジャパンメモリアルGC、7012ヤード、パー71)

 4位タイからスタートした金 庚泰が、5バーディ、ノーボギーのラウンドで通算20アンダーまでスコアを伸ばし、バーディ合戦を制して逆転優勝を果たした。

 前半を1バーディで折り返した金。スタート時点、ハーフターン時も優勝を意識していなかったと明かすが、10番、12番でバーディを奪い状況が一変した。13番終了時にリーダーズボードを確認すると、チャンスが残されていると判断。15番、16番でバーディを決めて大混戦から抜け出すと、20アンダーで先にホールアウト。最終組のブラッド・ケネディがパーで終わったことにより、6月のタイランドオープンに続き今季2勝目を挙げた。

「途中は頑張って3位に入ろうと思っていました。うれしいですね。先週のほうがショットの調子はよかったので、優勝は考えていませんでした」

 2010年に韓国人選手として日本ツアー初の賞金王に輝いた。無類の強さを誇った金についたニックネームは「鬼」。感情を出さないプレーぶり、圧倒的な強さからくるものだが、2012年の9月以降は勝利から遠ざかった。

「12年のオフに米ツアーに行きたいと思って、そうすると飛距離が欲しくなってしまい、スイングを改造してしまいました。それで分からなくなってしまって……。プロはスイングを大きく変えてはいけないと思いました」

 スランプに陥り、上位争いも減っていった。それが今年に入りすでに2勝。何が変わったのか?

「結婚して子どもができて、(戸籍の)一番上に自分の名前があって、次に奥さん、子どもの名前を見ると、頑張らないといけないと思いました。子どもの顔を見るのがいいリフレッシュになるんです」

 大黒柱としての意識が芽生えたことが大きかった。優勝の喜びとともに、子どもの話をする金の顔にも笑顔がはじけた。それだけではない。今年に入りスイングを元に戻すことに成功。ショットも戻り、早速結果に結びついている。

「優勝するときの気持ちを忘れていましたが、タイで勝てて自信が戻ってきました。もっと優勝したいですね」

 鬼と呼ばれたころの金が戻り、今年の賞金レースを引っ張っていく存在の筆頭になりそうだ。

文・高桑均

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