日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

国内男子

豪州出身のレフティ、アダム・ブランド「日本のコースが合っている」

通算16アンダーで今季のメジャー初戦を制したアダム・ブランド 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯(2015)(最終日) 写真・佐々木啓
通算16アンダーで今季のメジャー初戦を制したアダム・ブランド 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯(2015)(最終日) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 アダム・ブランド +1 -16
2 李 尚熹 -3 -13
3 藤本 佳則 -3 -12
4T 冨山 聡 -3 -11
4T キム・ヒョンソン -3 -11
4T スコット・ストレンジ -3 -11
4T 小林 伸太郎 -3 -11
4T 川村 昌弘 E -11
9T 河野 祐輝 -3 -10
9T 額賀 辰徳 -3 -10
日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯(5月14日~17日、埼玉県・太平洋C江南C、7053ヤード、パー71)

 日本ツアー本格参戦2年目のオーストラリア出身のレフティ、アダム・ブランドは最後まで落ち着いていた。

 大会初出場ながら最終日最終組を迎えたブランド。2位タイで同組の岩田寛、川村昌弘とは6打差のリード。

「3日間と同じようなプレーをすれば後ろが追いかけにくくなると思います」

 前日にそう話していたブランドだが、前半は2バーディ、2ボギー。スコアが伸びない中、後続にチャンスが訪れたが、岩田と川村もスコアを伸ばせず、最後までブランドをプレッシャーで追い込むことができない。

 焦らずプレーすれば優勝が手に入る状況で、すでに勝負はついていた。

 ブランドは後半の10番でバーディのあと、ガマンのゴルフが続き、上がり17、18番で連続ボギーと締めくくりこそ悪かったが、通算16アンダーでどうにか逃げ切った。

 今大会初出場にして初優勝は、1973年のツアー制度施行以降では4人目(87年デビッド・イシイ、2001年ディーン・ウィルソン、09年池田勇太)だ。これで今季は開幕戦から3大会連続で外国人選手が勝利。これは2012年以来(KBCオーガスタ・金亨成、フジサンケイクラシック・金庚泰、トーシンゴルフトーナメント・呉阿順)のことだ。

「日本でのツアー初優勝はすごくうれしい。4~5ホールはすごくタフだったけれど、18番でダブルボギーでもいけると知り、ここで優勝を確信しました。今日は20アンダーを目指していたけれど、最後はいいスコアにならなかったですね」

 そう語るブランドはとてもうれしそうだった。

 今回の開催コースとなった太平洋C江南Cは右ドッグのホールが多いが、ブランドはレフティのドローヒッターなので、フェアウエーをキープするには比較的、有利だったと言われている。メジャーのセッティングでピン位置も難しいと言われていたが、ブランドは、

「特に(ピン位置は)難しいと思ったことはなかった」

 と語る。

 それだけ経験値は高い。今季はオーストラリアンツアーに3試合出場しており、トップ10が2回。同ツアーの賞金ランキングは19位だ。

 オーストラリア出身の32歳。昨年から日本ツアーに本格参戦し、賞金ランキングは38位。

「一時はコースに行きたくないくらいにゴルフに悩んでいた時期があった。3年前、メンタル強化のため、専門のドクターと相談しながら治療とプレーを続けてきた。これまでは短いパットが入らなかったけれど、今はメンタル強化が生かされている。いずれは米ツアーに参戦したいと思っているけれど、今は日本ツアーで頑張りたい。日本のコースが合っているし、何よりも好きだからね」

 日本ツアーでは珍しい外国人レフティがメジャー制覇をきっかけに、今季大暴れの予感だ。

文・キム ミョン

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