ダンロップ・スリクソン福島オープンゴルフトーナメント

国内男子

待ってろ松山、石川! 米志向の小平智が逆転V!

PGAツアーで戦うために米下部ツアーQTにチャレンジするという小平智 ダンロップ・スリクソン福島オープン(2014)(最終日) 写真・村上航
PGAツアーで戦うために米下部ツアーQTにチャレンジするという小平智 ダンロップ・スリクソン福島オープン(2014)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 小平 智 -4 -16
2T 稲森 佑貴 -6 -14
2T 岩田 寛 -5 -14
2T 山下 和宏 -5 -14
2T 木下 稜介 -2 -14
2T 永野 竜太郎 +1 -14
7T 細川 和彦 -8 -13
7T 宮本 勝昌 -5 -13
7T 片岡 大育 -3 -13
7T 太田 直己 -1 -13
ダンロップ・スリクソン福島オープン(7月31日~8月3日、福島県・グランディ那須白河GC、6961ヤード、パー72)

 2位以下に2打差をつけ、通算16アンダーで今大会の初代チャンピオンとなった小平智。昨年の日本ゴルフツアー選手権に次ぐツアー2勝目であり、同い年の薗田俊輔、藤本佳則の通算勝利数にも追いついた。

 今季は9試合に出場して予選通過が3試合と不調だっただけに、本人は年内中の優勝は難しいと思っていたが、ドライバーショットからパッティングまで隙のないゴルフを見せ、見事逆転で勝利を手中にした。

「首位と3打差でスタートしただけに、逆転するのは難しいかなと。とりあえず、18アンダーを目標にしていましたが、上位が思うほど伸びていなかったのでちょっとびっくりしました」

 てっきり、トップのスコアは20アンダーぐらいまでいってるのかと思いきや、小平が後半に入ってすぐにスコアボードを見ると、15アンダーの自分が単独首位に立っていた。

「トップと分かっても硬くならなかったし、むしろうれしいというか、もっと突き放そうと思いました」

 ギアを一段上げた小平は13番パー4でバーディを奪い、16アンダーに。そのまま逃げ切ることに成功した。

「ショットもパットも好調だったのが勝因です」

 という小平だが、4日間のパーオン率を見ると、86.11パーセントという驚異的な数字で単独トップだ。アイアンショットがキレまくっていた証拠でもある。実は、大会前日の夕方にアイアンを新しいもの(プロギアiⅮナブラツアー)に替えていたのだ。元々、ソール全面が芝に接するようにクラブヘッドをぶつけてボールを打つタイプだが、以前のアイアンだと少しヒール部分が先に接地する感覚があったため、急きょ変えることにした。その思い切りが成功し、ピンを厳しい位置に振られた最終日も、安心して積極的にピンを攻めることができた。

 今年の11月には米下部ツアーのQTを受験する予定だという小平。

「そこからはい上がって、PGAツアーで戦えるように頑張ります」

 以前から海外志向が強かったが、昨年の全英オープン、ブリヂストン招待に出場して、力の差を痛感したときは、その気持ちもぐらついた。しかし、石川遼、松山英樹といった後輩たちが活躍する姿を見たり聞いたりするうちに、やはりチャレンジしようという気持ちになった。

「メンタル面やアプローチ、パットといったショートゲームはまだまだです」

 という小平だが、今回の優勝で、将来につながる道が見えてきたのは間違いない。

文・山西英希

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