TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central
連覇を目指す呉阿順が10アンダーでトップに!
連覇へ向けて好発進の呉阿順 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central(2013)(1日目) 写真・鈴木健夫
TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central(10月10~13日、岐阜県・TOSHIN GC Central C、7004ヤード、パー72)
昨日強く降った雨が上がり、風もなく最高のコンディションとなった初日、上位選手のスコアボードには赤い丸(バーディ)がズラリ並び、ハイスコアの展開。出場選手108人中アンダーパーフィニッシュが77人、5アンダー以上をマークした選手が30人となった。
そんな中で、昨年の暗闇決戦(プレーオフが日没のためアプローチ勝負になった)を制した呉阿順が、前半4バーディ、後半は6つスコアを伸ばして10アンダー、連覇へ向けてロケットスタートで1日目を終えた。
1打差の2位はこの日2つのイーグルを奪った藤本佳則。2打差の3位タイには若手でホストプロでもある小平智、中堅の小田孔明、そしてベテランの手嶋多一がつけている。
昨年プレーオフで敗れた池田勇太、先週のコカ・コーラ東海クラシックで最年少予選通過を果たしたアマチュアの岡崎練さんはそれぞれ2アンダーの55位タイでフィニッシュ。ホストプロとして意気込んだ尾崎将司は、5オーバーの105位タイと出遅れた。
また、先週のコカ・コーラ東海クラシックでプレーオフの末2位タイに敗れた星野英正は、9ホール終了後、左足痛のため棄権している。
主な選手のコメント
呉阿順(10バーディ、ノーボギー、62、10アンダー、1位)
「正式な試合で10アンダーは初めて。今日は自分の普段のレベル以上のプレーができた。自分の心のコントロールができたことと、運がよかった。今日の調子を維持しながら、明日も頑張りたい」
小田孔明(8バーディ、ノーボギー、64、8アンダー、3位タイ)
「今日の調子? 普通ですけれど(笑)、パターが入ってくれたかな。最初の6ホールがずっとパーだったので、残り12ホールで8アンダーだったら、上出来でしょう。明日以降も変なミスをしなければ、スコアは伸びていくと思います」
文・石原健司